大和にある青木工務店社長の日記

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カテゴリ:業界活動( 286 )


2018年 03月 20日

第1回建築しごと展

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先週末の土日にシリウスのギャラリーで行われた、第一回しごと展の相番を日曜日の午後から行っておりました。主催は神奈川県建築士事務所協会大和綾瀬支部で、青木工務店も会員として出展しました。

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パネル展示に加え、マイ箸づくりのセットをご提供しておりました。

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来場者の方の多くは初めて手に持つカンナの扱いと木を削る手触りに最初はおっかなびっくりでしたが、次第に馴れて皆さん上手にお箸を造って持って帰っていました。
木の香りが会場内に漂うことも、木を扱う工務店としてはポイントだったりしています。皆さんお疲れさまでした!



by yamato-aoki | 2018-03-20 07:46 | 業界活動 | Comments(0)
2018年 03月 03日

神奈川県産木材の諸会議

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水曜日は秦野市の神奈川県森林組合連合会の会議室にて、神奈川県産木材認証制度検討部会とかながわブランド県産木材品質認証部会に委員として出席しました。昨年から認証工務店部会の代表として参加しております。
県森連の事務局は昨年厚木から、もともと丸太材を置いていたこちらの場所に引っ越しをしておりました。大和からは遠くなりましたが、管理という点では目の前に材料があるので良いですね。
私はこの辺りを通るといつも高校1年生の夏を思い出します。夏休みにクラスみんなでキャンプに訪れたのですが、麓の「寄(やどりき)」という地名の読み方が読めなくて地元の方に聞いたのです。その寄交差点からすぐ近くです。

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黄色いラインを小口に書いているのが神奈川県産木材の丸太です。林業が衰退している神奈川県では原木市場はこの県森連だけです。今はヒノキが多く置いてありました。量はあまり集まっていないようです。最近は産地から直接買い付ける製材所もあるのですが、使う側からは少し心配ですね。

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午前と午後とお昼を挟んで2つの部会に参加しました。
JAS材の利用に林野庁は舵を切っているので地域の認証材の存在感は減少傾向にありますが、県下ではJAS工場は1社でまだまだ少なく、またJAS材として出荷できる品目も限られている中でブランド県産木材は県産木材の品質担保として必要であると私は考えております。来期よりブランドの方は県木連に事務局を戻すようです。

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県森連の新しい事務所建物です。鉄骨造でとても良くできておりますが、業界関係者からはなぜ木造で建てなかったのかと評判は悪いと聞いております。コストの問題だったということですが、この規模でこの内容であれば少なくとも同等の価格で建てられる自身はありますね。発注者側の意識と依頼先の設計者が木造に不慣れだったということなのだと思います(今日はちょっと辛口)。

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内装やファニチャーには木材がふんだんに使われております。尚更、木造でなかったことが私も残念に思うのです。



by yamato-aoki | 2018-03-03 07:09 | 業界活動 | Comments(0)
2018年 02月 23日

サン工房さん、足立建築さん見学

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今月のJBN次世代の会は静岡県浜松市へ。久しぶりにサン工房さんの住宅を見学させていただきました。
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こちらの家は、実はサン工房会長の松井さんの御自宅です(一番右の方が松井さん)。設計はもちろん、材料選びからじっくりと時間をかけて仕上げた住まいです。
普段から業界活動で仲良くさせていただいていますが、松井さんの仕事を見学させてもらうといつも感嘆して帰ってきています。今回も圧倒させられています。
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優雅なリビングは2階にあります。
階段を中心に対面にはダイニングでしたが、建具で仕切ってあり、解放するとまた違った夏型のプランになります。フローリングはイロコというアフリカ材です。和風のサン工房さんの建物にも良く似合っています。
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広縁には庭との緩衝空間でもあり、居場所の一つになります。
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松井さんの寝室はこの広縁に面しています。サン工房さんの住まいの特徴の一つが建具です。様々なデザインの建具が使われており、用途によっての考え方も松井さんが丁寧に話をしてくださりました。
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4.5畳の床の間がある和室が2部屋あります。
どちらも趣が違い、松井さんの解説を伺ってきました。
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後継の袴田社長を前に立てて、会長職に退いたとはいえ先々の仕事を見据えて今回建てられたそうです。
なんだろう、小手先ではない「ホンモノ」という横綱の貫禄を感じる住まいでした。松井さん、ありがとうございました!

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続いて足立建築さんの住宅を見学させていただきました。足立さんは頭の中でプランや各寸法を基準化しており、それを「あだちのいえ」としています。今回は住まわれて1年のお客様宅を見学させていただきました。ご準備などもありがとうございます。
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エアコンの前の白髪の方が足立さんです。大工上がりで、研究熱心。今回も丁寧にご説明いただきました。寸法やプランの納まりとレイアウトなど参考になりましたが、それを実現する丁寧な職人さんの仕事内容に感動しました。お客様も足立さんを応援しているような暖かなまなざしを感じました。


by yamato-aoki | 2018-02-23 07:13 | 業界活動 | Comments(0)
2018年 02月 21日

あらためて学ぶ工務店の基礎知識

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昨日は私が部会長を務める全木協神奈川県協会グリーン化部会の講習会を開催しました。私は主催者側で企画しています。
あらためて学ぶ工務店の基礎知識として、フラット35の基準の説明とJFE鋼板さんのフッ素樹脂ガルバリウム鋼板製品の紹介、BELSの説明と盛りだくさんの内容となりました。
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メインはフラット35の基準。特に耐久性基準と省令準耐火構造に話を絞り、住宅金融支援機構から技術担当者の方にお越し頂き説明していただきました。フラット35の基準が書かれている木造住宅共通仕様書は読んでいる方は多いですが、実際に座学として説明を受ける機会は少ないと思います。日頃の思い込みや間違いが見直される機会があれば嬉しいですね。


by yamato-aoki | 2018-02-21 07:20 | 業界活動 | Comments(0)
2018年 02月 03日

設計者向け住宅省エネルギー技術講習講師は

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先週の水曜日は住宅省エネルギー技術講習の講師を行いました。この講習は設計者向けと施工者向けと2つあり、私もここ5年ほどは毎年何回か講師役を務めております。
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講師は2名体制で、今回はあすなろ建築工房の関尾社長とのペアで務めました。
講師をしていると、説明をする立場なので自社の仕様だけでなく他の仕様もしっかりと理解していないとならないので知識も増えます。また、テキストは毎年作り直されているので自然と最新の技術も学べるので私にとっても役立ちます。
参加者は設計事務所だけでなく工務店、検査機関、建材メーカーなど意外に多岐にわたります。2020年の住宅における省エネルギー基準達成率は現段階でもまだ5割を超えた程度。マンションの適合率が戸建と比べて低いそうですよ。来期もこの講習は継続されます。


by yamato-aoki | 2018-02-03 07:19 | 業界活動 | Comments(0)
2018年 01月 30日

まちの救助隊第2回研修会

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日曜日は朝から電車に揺られて東神奈川へ。建設プラザにて、第2回まちの救助隊研修会に主催者側で参加しました。
まちの救助隊は神奈川県と木造応急仮設住宅建設と応急修理、障害物除去の災害協定を締結している全木協の神奈川県協会の中の応急対応実行部隊です。神奈川県からも担当職員4名の方々にお越しいただきました。お休みのところ誠に有難うございます。
余談ですが、4名お越しの県職員さんのうち、女性は柴田副課長を含め3名。女性の活躍は公務員ではしっかりと進んでいるなぁと感じます。
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参加は100名以上、地域防災などに高い意識がある方々です。意識が高く手に技能を持つ建設職人が身近にいて、活躍してもらえたら街の災害対策は大きく進展すると思いませんか。しっかりと組織して知識を向上させる、この研修会の意義はそこにあります。
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所管となる住宅計画課の東國さんからは、災害協定の概要説明や全木協の木造応急仮設住宅への期待もいただけました。協定の内容などよく知らない人にはとてもわかりやすい説明だったと思います。私も社員向けの回覧用に余分に持ち帰りました。
全木協は近々長崎県とも災害協定締結予定で、全国30都府県の締結となります。全都道府県締結完了まであど17まできています。
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私は木造応急仮設住宅の仕様説明を担当しました。こちらはまだ暫定版ですが、活動がスムーズに行く為に平時から仕様を決めていきます。全木協では首都圏ブロック(東京、神奈川、千葉、埼玉、栃木、群馬、茨城、山梨)それぞれの仕様を煮詰めています。神奈川県から隣県に応援に行くこともあり、また逆に来ていただくこともありますので完成後は共有していきます。
東日本大震災からまもなく7年経過します。防災意識を持ち続けて、地域工務店として地域への貢献が少しでもできるようにこの活動も続けていきます!


by yamato-aoki | 2018-01-30 07:50 | 業界活動 | Comments(0)
2017年 12月 22日

年内最後のJBN中大規模木造WG

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昨日は朝から電車に揺られて八丁堀へ。電車のダイヤの乱れには参りました。
年内最後のJBN中大規模木造WGを行いました。
今回は国交省から建築指導課の山口課長補佐、住宅生産課から中舎さんにお越しいただき、社会資本整備審議会の建設分科会で討議されている中大規模木造建築の推進を視野に入れた法改正などの資料をご説明いただきました。実はこの前日に会議がなされたばかりの出来立てホヤホヤの情報です。詳しくは控えますが、大工工務店が取り組む木造建築に大いに関係する、歓迎すべき内容が大きく、私もお話を聞きながらワクワクするイメージが広がっていきました。
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この他には、吉野石膏さんから技術情報として実践すべく内容が盛り沢山いただきました。この会社には本当な多くのノウハウが詰まっておりますね。
また、南会津の大桃さんからは木造平屋の高齢者施設の事例をご紹介いただきました。検討していなかった分野のお話もいただき、これまた多くの気づきがありました。内容は盛り沢山のWGでした。


by yamato-aoki | 2017-12-22 07:15 | 業界活動 | Comments(0)
2017年 12月 15日

第2回住宅・都市イノベーション総合展

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一昨日から東京ビックサイトで開催している住宅・都市イノベーション総合展。ラジオでも紹介しておりました。東京開催は今回で2回目。今年は大阪でも行われましたが、今後は年に2回、東京大阪と毎年行うようです。私は初日と2日目に会場におりました。初日は仲間の工務店の講演をJBN次世代の会の催しとしてきいておりました。

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工務店の取り組む既存住宅流通の講演。西東京市の岡庭建設の池田さんが講演を行いました。
先進的な取り組みは各所のJBN工務店が参考にしております。やるのか、やらないのか。ワンストップの体制を自社完結とするか他業種とコラボレーションとするのか。安心R住宅の制度スタートと来年4月からインスペクションあっせんの義務化でこの分野もまた大きく動きます。
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夜は参加者向けのレセプションパーティーが行われました。父はJBN会長として登壇して紹介していただきました。
今後は更にこの展示会を発展させて日本一の建築展示会にしたいと、主催のリード社社長がご挨拶されておりました。
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昨日は私が講演を受け持ちました。JBN国産材委員会の中大規模木造WGの主査として工務店の取り組みなどをご紹介いたしました。

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今回は30名ほどの方に聞いてもらえました。まだまだ課題の多い分野ですが、地域企業への波及効果やレジリエンス化など取り組む意義は本当に大きいので何とか軌道にのせていきたいですね。
今回の展示会では高校の同級生が切り盛りしている会社の出展があって現地で再会したり、大学の同級生も広告でみかけて私の講演を聞きに来てくれたりとちょっとほっこりすることが多くありました。皆頑張っています。私も負けずにもっともっと頑張ろう!



by yamato-aoki | 2017-12-15 07:37 | 業界活動 | Comments(2)
2017年 11月 28日

2017年森林見学バスツアー

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土曜日は毎年恒例の森林見学バスツアーを開催しました。主催は全木協神奈川県協会で、私は部会長として皆様をアテンドしました。
先ずは青木工務店設計施工の神奈川県産木材をふんだんに使用している瀬谷区U邸の現場見学です。U邸は地域型住宅グリーン化事業の補助金が予定されている認定長期優良住宅です。
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ガッチリとした構造と最新の技術をちりばめた現場をしっかりと見学していただきました。耐震等級3(基準の1.5倍)に加えて、返信率も0.1以内に調整し、梁一本一本の許容応力度計算をしっかりとおこなっております。
室内も省令準耐火構造となっているので火災保険料も大幅に割引となります!
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恵まれた環境の建物なのですが、更に快適に感じることができるように窓配置の工夫などもお伝えしました。断熱気密が高くなると室内空間を繋げることで温熱環境をあまり気にしなくなるので有利です。また、構造としての壁と間仕切り壁の配置もメリハリを利かせることによって将来の建物の可変性の担保となります。
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続いて厚木市七沢の材木屋さん、市川屋にプレカット工場見学です。市川社長、弟でプレカットの責任者の市川常務が説明してくれました。毎年お世話になっております。今年もありがとうございます。
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会社近くの駐車場には、箱根神社の境内に立っていた樹齢400年の杉材もありました。昼なお暗きスギの並木♫の一本と考えると感慨深いですね。行く先は決まっていないということですので、ご興味がある方は是非どうぞ!!
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みなさん初めてのプレカット工場見学で興味深く説明に耳を傾けておりました。現在はプレカットがとても忙しいので機会も絶え間なく動いておりました。
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続いて相模原市緑区の美女木温泉近くの伐採地に移動です。有限会社相馬造林の相馬社長の案内で、実際に間伐材を切り倒すデモンストレーションを見学です。林業関係者は若返りが進んでいて、専門の学校を卒業した方々が職について働いております。
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併せて神奈川県森林再生課の長井さんに、神奈川県の森林再生への取組みと環境保全と木の関係など御説明いただきました。森林保全と環境とのつながり、そして神奈川県の水源保全の税金の使い道など普段の生活と結びつくことになったと思います。
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参加者みなさんが杉と桧の違いもしっかりと御理解いただけました。こちらは葉っぱの違いです。左が桧、右が杉です。その他にも樹皮での違い、断面の色合いの違いなどでも識別できるようになりました。
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実際に切り倒す作業です。普段は半日で30本ほどのペースで切り倒しているそうです。間伐材なので小径木でしたが、倒れた時の迫力はそれなりにあるのでみなさん驚かれておりました。
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最後は津久井の製材所に訪れました。原木市場から運び込まれた丸太がごろごろと横たわっておりました。
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木を製材する様子を見て、どの様な用途の材料になるのか、みなさん想像しながら見学されていました。この日は土留めに使う矢板が作られていたので暑さと幅でガンガン製材されておりました。
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建築用材だけではなく、土木用材、ラミナ、チップ燃料など木材はゼロエミッションを実現する優れた材料でもあります。
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木材の川上から川下まで駆け足に巡るツアーとなりました。参加者の皆さんお疲れ様でした。これからはもっと身近に木材の事を感じていただけたら嬉しいです!


by yamato-aoki | 2017-11-28 07:56 | 業界活動 | Comments(0)
2017年 11月 18日

JBN全国工務店協会全国大会in東京②

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2日目は分科会が行われました。1部と2部と3つずつ、合計6つの分科会が行われます。
私は政策調査部会の副部長として既存住宅流通のインスペクションをテーマにした分科会で司会を担いました。

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先ずは基調講演で価値総合研究所の小沢さんにお話しいただきました。
空き家がたどるステージ(持ち主と建物の管理状況)はほっておくと深刻な状況に入っていくことを示唆します。また、地域工務店としてあるべきビジネスチャンスのヒントもちりばめられておりました。
この後はインスペクション会社の南勝の印南さんも交えて、工務店3社とのパネルディスカッションを行いました。
最後に私から、JBNが安心R住宅を手掛けることを宣言しました。
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2部では、次世代の会の分科会に参加です。こちらはZEHについてテーマに掲げました。
タイトルは私のアイディアで「やばいゼーーーッチ!」このままのZEHを鵜呑みにして手掛けるのか、問題提起の場になりました。先ずは新建新聞社の三浦社長にお話しいただきました。

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続いてパネルディスカッション。ZEHを推奨する工務店、社長は進めたいが社内が進んでいない工務店、ちょっと待てよと考えている工務店それぞれの考えが発表されました。私は、、、もちろん今のままのZEHではとてもお客様に勧められないという考えです。

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次世代の会の分科会は6つの中で一番人気となりました。皆さん、色々と気づかされるヒントがあったようで自社に持ち帰り検討するのだと思います。これまで次世代の会の活動は「何をやっているのか良くわからない」と批判する方もいらっしゃいますが、毎回のテーマに加えて懇親会でも熱く建築談義をしています。今回のこのテーマも、そんな中で生まれた皆が抱えるモヤモヤを公開したものです。分科会が終わってから、息子に次世代の会に入らせたいという方もいたので大成功です。


by yamato-aoki | 2017-11-18 07:34 | 業界活動 | Comments(0)