大和にある青木工務店社長の日記

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カテゴリ:業界活動( 293 )


2018年 06月 22日

いわき市エコビレッジさん視察

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水曜日はJBN次世代の会で、工務店仲間の福島県いわき市のエコビレッジさんを視察させていただきました。
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先ずはグループリフォーム会社の「すまいまもり」のショールーム兼事務所を訪れました。建物は大断面ラーメン広報で作られておりました。
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昨年から代替わりとなって新社長の和田桃介さんが案内してくれました。かれこれ15年ほど前に桃介さんがまだ入社する前にお父様の現会長から、息子を会社に迎えるにあたってアドバイスを求められた事がありました(どんなアドバイスだったかは秘密です笑)。その彼がこうやって社長になり、3月には結婚されて私も感慨深い思いです。
スタッフの皆さま、会社がお休みの中でご対応誠にありがとうございました。
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地元の住宅総合展示場にもエコビレッジさんは出展しています。こちらは現在施工中の新しいモデルハウス。和田社長の新たな家づくりのアレコレが詰まっております。
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こちらは今も稼働中のモデルハウスです。地域でも広く認知され、また先の震災でも仮設住宅や復興公営住宅を手掛け地域企業として確たる地位を獲得されております。
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再び場所を移し、本社が入っている建物の会議室へ。和田会長とイガリ専務から応急仮設住宅と復興公営住宅の話を聞きました。
和田会長は私の父と古くから盟友であり、現在はJBN副会長を務めております。1期で代表取締役会長から取締役会長になりすっかりバトンタッチです。
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こちらは福島県の公募で採択されたエコビレッジさんのプロポーザル資料です。監修には和田会長がガッチリ携わっていらしたそうです。正直、私の持つ和田さんのイメージがまた覆されました。素晴らしい資料で私も読み込みました。
一般的にこのような資料は企業が外部のコンサルタントに委託される事が多いのですが、エコビレッジさんは内製されました。地域で生まれ育ち潜在的なニーズを知る人が提案する復興公営住宅が採択された事は本当に嬉しい事です。
沢山の学びをいただきました。ありがとうございました!


by yamato-aoki | 2018-06-22 07:30 | 業界活動 | Comments(0)
2018年 06月 20日

片品中学校見学

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先週は出張続きでしたが、木曜日は群馬県へ。尾瀬に続く山間の村に建築中の片品中学校を視察させていただきました。PWAの会員である西澤材木店さんが木工事を担当されているこいうことでご厚意でJBN中大規模木造委員会のメンバーで訪れました。
計画は大まかにいうと1,000㎡の木造平屋が3棟建つ、延床3,000㎡程度の中学校となります。1,000㎡は木造が建てられる面積区画で、渡り廊下が防火区画となり平面的には全てつながることになります。

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造作が完了した棟から現在造作中の棟、来月には残りの棟が建て方で入ることになります。
先ずは造作が終わり内装腰壁が仕上がった棟に入りました。腰壁は内装制限にかからないので有効です。
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片廊下も腰板。窓は住宅用サッシが使われています。すでに見えなくなっている壁の中に色々な苦労はあったと思いますが、ここまでくると住宅と変わりませんね。規模は半端ないですが。
こちらの形状であればJIS A3301で規格すれば構造計算無しに無垢の地元製材(JASでなくても)建物が実現できますね。

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こちらは造作中の棟です。住宅と同じ規格の材料が多いので見慣れた形式でほっとします。
構造金物はタツミのテックワンという事です。こちらも住宅で使われるものです。

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小屋裏はOKだったということで、ノンJAS材の地元群馬県産の杉が大変多く使われておりました。
積雪が1.5mの地域という事で垂木は@303。母屋も3尺ピッチ。雪割棟の落雪屋根なのでかなり固い仕様ですね。
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こちはもタツミさんのP3トラス。金物で造れるトラスです。
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タツミさんで構造解析をして、接合部のボルトのトルクと合わせる位置なども決められております。
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家具類も地元群馬県産杉です。毎度同じことを言いますが、この様が学校に我が家の子供たちも通わせたいですね。
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最後に皆で記念撮影です。
住宅で使用されている木材や建材の規格を上手に利用した片品中学校は大工・工務店で取り組める中大規模木造として好例でした。委員のメンバーも自信になったのではないでしょうか。沢山のヒントも得られる見学となりました。西澤材木店の皆さん、ありがとうございました!



by yamato-aoki | 2018-06-20 07:10 | 業界活動 | Comments(0)
2018年 06月 12日

リビタさんで防耐火のお話し

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先週の金曜日は朝から電車に揺られて恵比寿まで。
マンションリノベーションで有名なリビタさんにて、板張り防耐火等のお話をしてまいりました。
リビタの黒田さんからの声掛けで、戸建て事業部スタッフの皆さんの前でお話をします。JBN防耐火委員会の元委員長として、建築基準法上の防耐火の話から、省令準耐火構造、火事のメカニズム、火災時の避難の話、木材の燃え方の特徴などを前座に、本丸であるJBNで取得したそれぞれの大臣認定の内容を説明しました。

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私の本棚にいつもある、木造・木材の防耐火関係の書籍たちです。
今後も安心して木材と木造住宅が進められますように、私もコツコツと色々なところでお話をしていきます。



by yamato-aoki | 2018-06-12 07:13 | 業界活動 | Comments(0)
2018年 06月 05日

第1回一般社団法人神奈川県木造住宅協会定期総会

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先週の水曜日は関内にてかなきょうの定期総会が行われました。
かなきょうはこれまでJBN参加の任意団体でしたが、4月に法人化して「一般社団法人神奈川県木造住宅協会」となりました。その為定期総会の回数がリセットされ、第一回の定期総会となりました。
一般社団法人となり、これまで以上に対外的に信用が増します。役員も気を引き締め直して各事業にあたっていくことになります。とはいってもかな協の理事は神奈川県建築士事務所協会や建築士会の役員を兼ねている人が多いので安心です。私も引き続き副会長として協会の運営に参画していきます。
一人親方労災保険の事業もスタートするので、青木工務店の大工にもメリットが高まることになりこれまでの所から切り替える予定です。

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事務局をお願いしているマルダイの渡井さんから、思わぬプレゼント。娘へのヘアアクセサリーをいただきました。先日の役員会で、「ようやく髪の毛を結ぶのを慣れてきました」と話していたのを覚えていてくれていたようです。ありがとうございました。こうやってアットホームな会ですが、対外的には重要な活動も多いのです。



by yamato-aoki | 2018-06-05 07:34 | 業界活動 | Comments(0)
2018年 05月 16日

平成30年PWA定期総会

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昨日は朝から東京大学へ。
弥生講堂内の一条ホールにて一般社団法人中大規模木造プレカット技術協会(通称PWA)の定期総会に理事としてホスト側で参加しました。
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ここに来るといつも眺めるのがこのハチ公像。このブログでも何度か触れていますが、渋谷駅のハチ公が現れぬご主人を待つ忠犬のハチ公像に対し、こちらはご主人に会えて喜び爆発のハチ公像。見ていて私も嬉しくなるのです。
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代表理事は木質構造の大家である稲山先生。先生自身は特殊な構造の作品が多く取り上げられますが、PWAでは最も普及している木造住宅の技術や材料を活用した木造建築の普及に力を注がれております。
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国交省からは住宅局住宅生産課木造住宅振興室から武井室長にお越しいただき御来賓挨拶をいただきました。国会審議中の防耐火の高さ規制緩和など法令整備が進んでいる事もご紹介いただきました。
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林野庁からは林政部木材産業木材製品技術室より斉藤室長にお越しいただきました。
会員との懇親会の後は理事で懇親会の二次会。技術室ばかりの理事なので普通とは違う会話なのが楽しいです。世間一般の会社では社内で技術者が軽視される傾向があり、憤りを感じるとも。会社が果たす社会責任を問うある意味で会社愛です。ふむふむと私も同感です(技術屋の社長は会社が大きくならない⁉︎)。
木造建築の普及は黎明期から普及期に差し掛かるところでますます話題が増えております。その中でPWAも新理事を3名加え、確実な運営体制で進めてまいります。私たちも施工側からしっかり体制整備を進めてまいります。


by yamato-aoki | 2018-05-16 07:37 | 業界活動 | Comments(0)
2018年 05月 09日

仲間の工務店

昨日は午後から会社を出て神奈川県の工務店団体での2件の会議。
先ずは神奈川県木造住宅協会(かなきょう)の役員会が行われました。かなきょうはこの度任意団体から一般社団法人となりました。今月末には年に一度の総会が行われるのでその内容を詰めました。来期の活動の最大のトピックスは、神奈川県内で行われる木造応急仮設住宅の実施訓練です。久々に神奈川内で行われます。実施設計などを進めるにあたり、担当については私から宮寺理事にパトンタッチして戴いてもらっております。
2件目は全木協神奈川県協会のグリーン化部会。連休前にようやく発表となった平成30年度地域型住宅グリーン化事業の公募内容から申請内容を詰めます。今期から私は部会長を降りてこちらも関尾理事にバトンタッチしました。内容も大幅に見直されて会員工務店がより使いやすくなりそうです。
こうやって色々引き継げることは、仲間の工務店への信頼と力がどんどん高まっている事に他なりません。私はその分だけまた新たな役割が出てきます。ぼちぼちとやっていきます。


by yamato-aoki | 2018-05-09 07:22 | 業界活動 | Comments(0)
2018年 04月 27日

青木宏之前会長お別れ会

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昨日は朝から会社を空けて、都内へ行っておりました。父が会長を務めておりました一般社団法人JBN全国工務店協会主催の青木宏之前会長お別れ会に参列です。
私は骨壷と白位牌を自宅から持って行きました。
場所は青山葬儀所。先日は大杉漣さんのお別れ会が行われるなど著名人の葬儀でよく耳にする場所です。前日の悪天候が見事に晴れ渡りました。
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生花で素晴らしい祭壇が造られておりました。
お別れの言葉は住宅局時代から父と長くお付き合いのあった内閣総理大臣補佐官の和泉さん、初代の建設省木造振興室長で父と同じ歳の社本さん、QBCからの盟友である中野工務店中野会長といただきました。形式だけでないお言葉に私の心にも深く刻まれました。
全国の工務店の皆様、JBN連携団体の皆様、復興大臣の吉野先生、自民党筆頭副幹事長の秘書さん、伊藤住宅局長をはじめ現役官僚の皆様、歴代木住室OBの皆様などご参列いただきました。ナイスの平田社長の計らいで会場には父のメモリアル映像を作成していただき流させていただきました。ご配慮ありがとうございました。
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写真中央が大野建設社長の大野新会長です。大野さんには、突然の事で多大なる御負担をお掛けしております。大野会長をはじめ理事執行部の皆様、スタッフの皆様とこの様な機会を設定していただき誠にありがとうございました。

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戒名も褒めてくださった方もいました。工務店の親父であった父にちなんで付けてもらった文字に気づいていただけたのは嬉しいです。
ただの工務店の親父だった父のビジョンに賛同していただいてここまで作り上げた組織は私も誇りに思います。一方で様々な辛い出来事もそばで見てきました。また遺品整理で出てきた資料で改めて知らされる事実もありました。しかし最期はこうやって多くの方に慕われて旅立てる事は羨ましい人生だったと思います。JBNは父の遺志を確かに受け継いでくれるでしょう。皆様変わらずよろしくお願いします!


by yamato-aoki | 2018-04-27 07:22 | 業界活動 | Comments(0)
2018年 03月 20日

第1回建築しごと展

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先週末の土日にシリウスのギャラリーで行われた、第一回しごと展の相番を日曜日の午後から行っておりました。主催は神奈川県建築士事務所協会大和綾瀬支部で、青木工務店も会員として出展しました。

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パネル展示に加え、マイ箸づくりのセットをご提供しておりました。

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来場者の方の多くは初めて手に持つカンナの扱いと木を削る手触りに最初はおっかなびっくりでしたが、次第に馴れて皆さん上手にお箸を造って持って帰っていました。
木の香りが会場内に漂うことも、木を扱う工務店としてはポイントだったりしています。皆さんお疲れさまでした!



by yamato-aoki | 2018-03-20 07:46 | 業界活動 | Comments(0)
2018年 03月 03日

神奈川県産木材の諸会議

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水曜日は秦野市の神奈川県森林組合連合会の会議室にて、神奈川県産木材認証制度検討部会とかながわブランド県産木材品質認証部会に委員として出席しました。昨年から認証工務店部会の代表として参加しております。
県森連の事務局は昨年厚木から、もともと丸太材を置いていたこちらの場所に引っ越しをしておりました。大和からは遠くなりましたが、管理という点では目の前に材料があるので良いですね。
私はこの辺りを通るといつも高校1年生の夏を思い出します。夏休みにクラスみんなでキャンプに訪れたのですが、麓の「寄(やどりき)」という地名の読み方が読めなくて地元の方に聞いたのです。その寄交差点からすぐ近くです。

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黄色いラインを小口に書いているのが神奈川県産木材の丸太です。林業が衰退している神奈川県では原木市場はこの県森連だけです。今はヒノキが多く置いてありました。量はあまり集まっていないようです。最近は産地から直接買い付ける製材所もあるのですが、使う側からは少し心配ですね。

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午前と午後とお昼を挟んで2つの部会に参加しました。
JAS材の利用に林野庁は舵を切っているので地域の認証材の存在感は減少傾向にありますが、県下ではJAS工場は1社でまだまだ少なく、またJAS材として出荷できる品目も限られている中でブランド県産木材は県産木材の品質担保として必要であると私は考えております。来期よりブランドの方は県木連に事務局を戻すようです。

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県森連の新しい事務所建物です。鉄骨造でとても良くできておりますが、業界関係者からはなぜ木造で建てなかったのかと評判は悪いと聞いております。コストの問題だったということですが、この規模でこの内容であれば少なくとも同等の価格で建てられる自身はありますね。発注者側の意識と依頼先の設計者が木造に不慣れだったということなのだと思います(今日はちょっと辛口)。

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内装やファニチャーには木材がふんだんに使われております。尚更、木造でなかったことが私も残念に思うのです。



by yamato-aoki | 2018-03-03 07:09 | 業界活動 | Comments(0)
2018年 02月 23日

サン工房さん、足立建築さん見学

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今月のJBN次世代の会は静岡県浜松市へ。久しぶりにサン工房さんの住宅を見学させていただきました。
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こちらの家は、実はサン工房会長の松井さんの御自宅です(一番右の方が松井さん)。設計はもちろん、材料選びからじっくりと時間をかけて仕上げた住まいです。
普段から業界活動で仲良くさせていただいていますが、松井さんの仕事を見学させてもらうといつも感嘆して帰ってきています。今回も圧倒させられています。
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優雅なリビングは2階にあります。
階段を中心に対面にはダイニングでしたが、建具で仕切ってあり、解放するとまた違った夏型のプランになります。フローリングはイロコというアフリカ材です。和風のサン工房さんの建物にも良く似合っています。
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広縁には庭との緩衝空間でもあり、居場所の一つになります。
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松井さんの寝室はこの広縁に面しています。サン工房さんの住まいの特徴の一つが建具です。様々なデザインの建具が使われており、用途によっての考え方も松井さんが丁寧に話をしてくださりました。
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4.5畳の床の間がある和室が2部屋あります。
どちらも趣が違い、松井さんの解説を伺ってきました。
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後継の袴田社長を前に立てて、会長職に退いたとはいえ先々の仕事を見据えて今回建てられたそうです。
なんだろう、小手先ではない「ホンモノ」という横綱の貫禄を感じる住まいでした。松井さん、ありがとうございました!

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続いて足立建築さんの住宅を見学させていただきました。足立さんは頭の中でプランや各寸法を基準化しており、それを「あだちのいえ」としています。今回は住まわれて1年のお客様宅を見学させていただきました。ご準備などもありがとうございます。
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エアコンの前の白髪の方が足立さんです。大工上がりで、研究熱心。今回も丁寧にご説明いただきました。寸法やプランの納まりとレイアウトなど参考になりましたが、それを実現する丁寧な職人さんの仕事内容に感動しました。お客様も足立さんを応援しているような暖かなまなざしを感じました。


by yamato-aoki | 2018-02-23 07:13 | 業界活動 | Comments(0)