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大和にある青木工務店社長の日記

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2008年 04月 22日

体験学習

土曜日は研修会として社員・大工で小田原のYKK-AP工場へ。アルミサッシの取り付け方法やサッシ周りの防水処理方法、歪んだ状態での取り付けの不具合を体験することとなった。良く勉強することは青木工務店の文化である。惰性となってしまう定期勉強会よりも、スポット的にテーマを絞って行うほうが良い場合もある。全員参加の予定であったが、他の業務での欠席、体調不良など何人かは不在となってしまった。
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座学ではみなしーんと聞いていたが、いよいよ作業工程になると意見が出てくる。窓周りの防水テープの施工についての実験では、推奨するナイロンローラーでの圧密接着と軽く手で押さえたものとを水槽で水を満たしての実験を行ったが、残念ながらそれ以前に防水紙のピンホールからの漏水が先立って出てしまっていた。
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実験失敗からも参考になることがいくつもある。防水紙の施工精度もきわめて重要なのだ。
窓下の先行防水紙施工についても意見が出る。窓台の入り隅に張る防水テープ。サッシ協会の推奨工法では3次元に張るので一部テープを二股に裂くようだが、裂いたテープの終わり部分が浮きやすく、ピンホールが生じやすい。またサッシの取り付けでこじるような動きにはテープもめくれ易い。先行防水紙には当然アスファルトフェルトが用いられる。透湿防水シートは水分子は通さず、水蒸気は通すレベルの穴が開いている。上向きに使うことは、液体と気化を繰り返す部分には適さない。しかしアスファルトフェルトはしなやかさに欠け、厚みも出る。現状では4方しっかりとテープを施工し、念を押して散水試験というプロセスが正解のようだ。
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サッシを前後左右に歪ませて取り付けた場合の実験。調整範囲を意識。リフォーム工事では、既存建物のゆがみで床や柱が少々傾いていることも多いが、窓はそれを無視して水平垂直に付けなければその機能を発揮できないことが良くわかった。

by yamato-aoki | 2008-04-22 08:28 | Comments(0)


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