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大和にある青木工務店社長の日記

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2007年 11月 14日

カメラアングルについて

カメラのアングルの前に、被写体に対して一般的なレンズのサイズについて。人間の目に近いといえば、50㎜といわれている。ポートレートには85ミリから135ミリが良く使われる。それ以上を望遠レンズという。スタジアムでカメラマンが写真を撮る時には長いレンズのものが使用されているが、あれです。逆に建築写真では24㎜、18㎜といった広角レンズが使用される。特に室内では広角でなければあまり写らない。景色を撮るには28㎜や35㎜などがよく使われる。またマクロレンズといって被写体と近接してもピントがあうレンズもある。花の撮影や虫撮影に使用される。
アングルについて。これはセンスによって好みも分かれるところ。しかしプロがプロと言われる部分はむしろこの部分なのだろう。
例えば風景を写すとき。遠く続く道などは道が手前は広く、先が細く写る。写真の下に来る道が写真から切れる部分は写真の角に来ない方が良い。角より少し上の部分の写真でいえば横の下側に来るようにアングルを決定した方が迫力があり奥行きが出る。
ポートレートでも中央に対象人物が来るのを日の丸写真と揶揄される。顔をアップで撮る時には頭の先は切れてもおかしくは無いが、あごが切れるとおかしく写る。カメラの脇に白いものを持ってくると対象人物の目にそれが映り、表情が生き生きとして見える。
旅行先での記念撮影。よく記念碑などの前に人物がたって撮影するが、記念碑などが大きいと人物が小さく写ってしまう。記念碑の大きさなどを強調するにはいいのだが。そんな場合は人はカメラの前に建って背景に記念碑などを写すと良く見える。また色々な人がその記念碑などの前に立っていてなかなかうつすタイミングが難しいもの。その場合にも後ろで撮影している人を自分が写す人の立ち位置で隠してしまって写す。これはいやな電柱や看板などを隠すときにも使えるテクニックだ。

by yamato-aoki | 2007-11-14 07:54 | Comments(0)


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