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大和にある青木工務店社長の日記

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2007年 11月 10日

フィルムについて

フィルムには各メーカーに特徴があるのは御存知だろうか。各メーカーごとに専用の現像液があり、それを使うことにより独特の発色を味わうことが出来る。その独特の色合いは実はフィルムのパッケージに見て取れる。
富士フィルムは緑の箱。緑系の発色に特徴がある。コダックは黄色の箱。黄色の発色に特徴がある。コニカミノルタは青の箱。青の発色に特徴がある。あれ、コニカはフィルムカメラ事業を撤退したっけ。どうだったかな。
またカラーフィルムでも主に二種類ある。現像するとモノクロのようになるカラーネガフィルムと、スライドで良くつかうリバーサルフィルムがある。カラーネガは一般的なフィルムで、写真にしたときに補正する範囲が広い。一方リバーサルは色の補正が出来ないが発色がとても豊かでプロ向けである。同じフィルムメーカーのフィルムでも商品によって発色がちがう。私はカラーネガなら富士の400、リバーサルならやはり富士のベルビアを好んで使う。
フィルムの大きさも重要である。なぜ写真舘や観光地の記念撮影では大きなカメラ(大きなフィルム)をつかうのか。大きく引き伸ばすことが前提であれば通常のフィルム(35ミリ)を拡大して写真にするよりも大きなフィルムを使用した方が倍率が低くなりより綺麗な写真になるからだ。

by yamato-aoki | 2007-11-10 10:27 | Comments(0)


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