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大和にある青木工務店社長の日記

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2007年 11月 07日

フレンズセンター

昨日は会長とともに三田のキリスト友会フレンズセンター耐震改修工事の打合せに向かった。この建物は建築家ヴォ―リズの設計による教会の宿泊施設である。1922年に竣工、築86年を経ている。
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この頃といえば1923年の関東大震災である。竣工翌年に震災に見舞われたのだが、無事その姿を留めた。しかし当初ほぼ総2階の形状であった建物も老朽化とともにその後の増築で外壁面が外されたりと耐震性に不安が指摘された。
現状のチェックの為か物置の中など見えないところに躯体の様子を見れるところがあった。腐朽をうかがわせる独特の匂い。壁を壊した時にはわかることだが、それなりの覚悟が必要そうである。いずれにしても歴史的にも文化的にも大切な建物。今回の改修でより安全に使えるようにしたい。
改修法について今まで培ってきたノウハウをもとにこちらからも工法を提案。耐震改修の費用の多くは仕上げの復旧費用にあたる。既存とのバランスから部分的に仕上げることに抵抗があることが多いのだ。したがって内装リフォームや外装リフォームと一緒に行なうほうが良い。今回はすでに内外装とも仕上がっている状態なので出来る限り壊す範囲が少ない方法を御提案することとなった。
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躯体の木材には栂や松が使われていた。栂は当時日本では手に入らない材料。海外から輸入したのかもしれない。

話は変わり、その後日本橋で友人の案内で日本橋「やぶ久」さんへ昼食。83歳のとてもユーモアがある御主人が出迎えてくれた。「打ちのそばは日本一うまいそばだ」「特につゆがおいしい」「通常の倍の量の鰹節を使っている」「週に30件そばを食べ歩いている」と色々と教えてくれた。その他にも「今の日本人に欠けていること」「日本人のいいところ」「そばとラーメンの話」「いろいろな団体の役職23」などじょう舌に話をしてもらい、笑顔の昼食となった。本当においしかったです。
食品偽造の話が次々と明るみになる中で、責任者自らがお客様の先頭に立って接客している。そばに対して絶対的な自信とそれをいやみなく伝えるユーモア。悪い事をしていたらお客様の前にはたてない。やっぱり商売は正直に長がーくないと。そう思った。
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こちらがユーモア溢れる御主人。また食べに行きますね。

by yamato-aoki | 2007-11-07 08:27 | Comments(0)


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