大和にある青木工務店社長の日記

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2007年 10月 27日

中国木材鹿島工場

24日には中国木材鹿島工場の新工場見学会に参加した。中国木材は「ドライビーム」という商品名で家の梁材などに使用する米松のKD材(人口乾燥材)の最大手メーカーである。材木というものは乾燥するほど強度が増す。また乾燥する過程で木そのものが持つ動き、つまり曲がり、反り、ねじれ、割れなどの現象が生じる。乾燥された木材はそれらの動きが出た上で選別し、最終調整を行なうので安定した品質となるのである。
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中国木材社長の堀川社長が自宅建設で木材が乾燥してがたがたになった経験から乾燥についての意識が高まり、その頃日本に人工乾燥された木材が無かったことからカナダから輸入をして家を建てていた父青木宏之が呉へ行った時に話題となった。そのとき宏之が「ドライビーム」と言ったことから、青木宏之を名付け親と堀川社長が公に話されていた。
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堀川社長と鹿島工場長となる御子息の保彦部長。

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意外なほど丸太の系は細い。30年から50年と言ったぐらいか。

鹿島工場は国内最大級の製材所でもあり、環境対策でも最先端の工場であった。機械化された工場ラインには人が少なく、安全かつクリーン。端材やバークなどはバイオマス発電施設へ燃料として運ばれゼロエミッション。バイオマス発電とは、蒸気で廻るタービンで発電するものである。そしてその蒸気も近隣の工場へエネルギーとして供給される。発電所は現在工事中で来年稼動されるようだ。大和にもバイオマス発電施設があれば我々の端材木材を直接有効利用できるので欲しいと感じる。42億円という超巨大な費用ではまだ夢の世界か。
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バイオマス発電施設。何がどうなって発電するのか見た目では良くわかりにくい。

日本最大需要地である関東圏へ巨大な木材製材所の稼動は中国木材の夢だったという。また関東でも木材産出量が多い茨城栃木ということもあり、今後は国産木材の製材にも力を入れると宣言されていた。地元では中国木材という巨艦が港に着いたことで大分色々あったそうだ。
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乾燥施設。これほど並んでいるのを見たことが無い。また奥行きも通常の倍の長さ。


ところでこの日、父と私と藤澤先生と3人で行く予定であったが、急遽父が体調不良となり先生と2人で行くこととなった。父はパーティーで中締めの挨拶を依頼されていたので、工場に着くなり堀川社長にお詫びとともに代打をお願いしたところ、私がやれと指名されてしまった。さすがに準備も無く、社運をかけた新工場披露の席で1000人の招待客の前で偉そうに挨拶も出来ない(平均年齢も高いし)ので、その場にいたナイス㈱の平田社長にお願いして代わっていただいた。平田社長には本当にすいませんでした。
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鏡割りだけ私が代打。その壇上から撮影。

by yamato-aoki | 2007-10-27 08:05 | Comments(0)


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