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大和にある青木工務店社長の日記

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2007年 10月 24日

実務と今後の見通し

昨日は午前中新築のお客様と打合せ。これから本格的に色々と検討される様子であった。住宅に関して様々な情報が氾濫している。その多くが企業の思惑による偏った情報であることが多い。工務店はそういった情報を整理して、私たちなりで噛み砕いてお客様に伝える必要がある。オール電化、断熱工法、通気工法、無垢の建材、自然塗料、シックハウス対策などメリットデメリットを比較してお客様が好みにより選択できなければならないと改めて感じた。
午後からは来月から着工する現場の現地での打合せ。関係する職方4社と青木工務店とで工事の方針、順番を整理。工事をスムーズに進めるため大事な時間だ。話をしているとやっぱりこちらの考えていることとずれていることが多くわかる。意見を統一させて無駄や事故が無いように。
その後箱崎の全建連へ。JBNの打合せに参加。現在建築確認の厳格化で工事の着工が遅れている状況であるが、実は来年、再来年が正に正念場。来年秋には住宅をはじめとする木造2階建てまでのいわゆる4号建築の建築確認特例が廃止となり、さらに建築確認に費用と時間を要するようになる。また再来年には住宅瑕疵担保履行法が施工され、全ての新築住宅に対して10年保証に対して保険加入もしくは供託が義務化される。次々と来る荒波に個別で対応することは困難である。まさに工務店が横の繋がりで団結する最後のタイミングなのだ。見通しの利かない船は遭難する。今後も情報に敏感に貪欲に行かなくては。
実務と今後の見通し_f0070542_8161775.jpg

会議の場にて(青木宏之全建連会長、越海木造振興室長ら)

by yamato-aoki | 2007-10-24 08:19 | Comments(0)


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