軸組工法の自由度
昨日は午前午後ごリフォーム工事の折衝。午前の部は新築間もない住宅のリフォーム。年老いた家族を急遽迎えることになったという。結婚、出産、そして親を迎えることになり急に同居人数が増えて家が追いつかなくなった。もともと真壁構造のワンルームな作りとなっているため、壁で仕切り個室を確保することは容易である。改めて在来工法の自由度を体感することとなった。今回は特に階段の架け替えもあるので少々工期もかかるが、家族と共に可変性がある家は私の理想とするところ。最後に夫婦が残った時には再びワンルームに戻せることも良い所なのだ。
大型化
午後の部は耐震リフォーム改修。耐震計画は一般診断法に基き行なう。本格的な和風住宅で意匠的にも現在の様子を継承しなければならないことも重要なポイント。そこまでについては継続的に打合せを行っていたのでOK。問題は敷地内の駐車場に電動のオバードアでゲートを造ること。築30年近い建物なので、当時の車はほとんど5ナンバーサイズ。現在は大型の3ナンバーセダンを乗られていて、前後左右共にギリギリの状態で駐車している。建築当初、日本の車がこれほど大型化しているとは想像もしなかったことだろう。こうなると何とか納めてやると思ってしまう。思考錯誤の上アイディアを絞り出して御提案。