北海道のガス漏れによる死亡事故。起きるべくして起きたともいえる。記憶が定かではないが、北海道で昨年冬の初めにもガス漏れによる周辺一体のさわぎになったとニュースで聞いた。さらにその地域では資金不足で天然ガスに移行しておらず、かつ老朽化がすすんでいると報道されていた。本当に亡くなった方々の御冥福を祈る。
社会インフラについては確固たる安全性を望むことは言うまでもない。経年劣化は避けて通れないとはいえ、点検後問題なしとされていたのであれば、点検の仕組みそのものが無意味であるということである。以前東京ガスの方に地震で道路が寸断してガス管が壊れて漏れたらどうなるのかを聞いたことがあるが、各所に設けている遮断機で直ぐにとまるので問題はないと返答を受けた。今回なぜ漏れ続けたのか。私はこれで、さらに電気は安全、ガスは危ないという風潮がさらに進み、オール電化が加速していくのではと感じた。エネルギー資源の偏りはとても危険ではある。石油、ガス、電気、石炭、木炭をうまく使い分けて続けていかないと!!