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大和にある青木工務店社長の日記

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2006年 08月 25日

冥王星と助産師

 ニュースでの話題を二つ。まずは冥王星が惑星ではなくなったという。星がなくなったわけではないのに、人間が自分勝手に分類して騒いでいる。子供の頃、オカルト好きとサイエンス好きもありギリシャ神話、星座、星の子供図鑑を読み漁った事もあり少し懐かしい。私はさそり座なのだが、どういった分類だか忘れてしまったが9つの惑星のうちに関係するのが冥王星だったと記憶している。今後はやっぱり天皇星ですなんてことになってしまうのか。
 冥王星は発見されたのが以外に新しく、今世紀に入ってからだそう。当初の技術ではちきゅう並みの大きさと想定していたが、最新の技術では月よりも小さな星とわかり、肩身が狭くなっていた。「冥王」なんて少し暗い名前だからいけなかったのかもと少し同情してしまう。
 もう一つの話題の産婦人科の「掘医院」。助産師以外の看護師が助産行為をしていたので家宅捜索を受けた。医院長は必要悪と開き直っていると報道されている。実はすぐ近くの病院なのでああ、あそこかとすぐ気がついた。年間3000人赤子を取り上げているかなり大きな産婦人科だ。私はそもそも看護師と助産師の違いを知らなかった。思い返せばわが子の出産の時にも服の色が3種あり、違いがあったようだ。看護師になったうえで助産師の資格をとるのだろうか。むずかしいものなのだろうか。資格の勉強は往々にして実務に結びつかないことが多い。それ以上に仕事場でのミーティングや検討会、勉強会が事故を未然に防ぐことに繋がると思う。堀医院では助産師が6人で、助産師自体の人数が足りず、必要悪で看護師に助産行為をさせていたという。どこの産婦人科でも行なっており、絶対的な人数が足りないそうだ。ゴミの問題と一緒で、全てのゴミが適正に処理されれば処理場は追いつかず、また処理場を新たに建設すれば地元から反対運動が起きるといった背景で、適当に不法投棄されてバランスが取れているといった変な構図に似ている。
 少子高齢化といって助産師配置の遅れといった行政の対応にも不満がある。うちの子は無事に生まれてよかった。

by yamato-aoki | 2006-08-25 09:05 | Comments(0)


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