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大和にある青木工務店社長の日記

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2018年 12月 25日

藤沢SST

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オープンして4年経過した藤沢SSTに、JBN次世代の会で訪れました。
SSTは「サスティナブル スマート タウン」の略だったと思います。持続可能な 賢い 町 が直訳です。
パナソニックの施設があったところに作られた未来都市のひとつの形。この企画は私の提案で、私自身も興味深く視察しました。視察では町の撮影は一切禁止となっておりますので、許可を得た部分だけアップしています。
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こちらはホームページの画像です。
現在500戸ほどのPVパネルと蓄電池・エネファームなどを備えた戸建て住宅の町が藤沢SSTです。この先も分譲が続き、2022年にはマンションも建設され最後には1000戸の町が出来上がります。パなフォームや三井ホーム建築の戸建てが6000万円前後で取引されているそうです。街の共通ルールを守れば他の会社でも建築が出来ます。住民は30から40歳代が75%ほど、50から60歳代が25%ほどということで、20歳代や70歳代以上が少ないそうです。
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街の全体像が模型で展示されておりました。
中心の円の部分が公園で、左手に店舗や管理事務所があり、駐車場が備えられております。集会施設、レクリエーション施設、レンタサイクル、レンタカーといった部分を町の中央にあるので利便性が良いですね。
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管理事務所の様子です。街にはしっかりと管理事務所があり、街の運営を行っております。管理料は12,760/円ということです(警備会社の費用込み)。いたるところに配された防犯カメラや環境情報などが大きなモニターに映し出されております。
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屋根上だけではく、街の色々な部分に配されたPVパネルでエネルギーマネージメントの状況もリアルタイムで表示されておりました。
年間を通して30%ほどの電力をまかなえているそうですが、実際は全て売電されているそうです。ちょっと残念。
九州電力では再生可能エネルギーの出力制限があった秋の中間期でも全てをまかなえることはなかったそうです。これだけ町中にPVがあふれていてもその程度なのですね。景観の観点と送電ロスからも、できるだけ街の近くに発電システムがあるほうが良いし現実的なのだと感じました。
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全ての住宅には町の情報システムが入れられ、自宅のテレビはそのモニターの役割を果たします。地震速報も画面の様に表示されます。
全ての住民には専用のタウンカードが配られ、街のサービスの際に利用します。例えばレンタカーの施錠などにも。

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公開されているモデルハウスもご案内いただきました。
余談ですが、街の公園には災害時に有効な施設もたくさんありました(写真で紹介できないのが残念!)。
PV付のパーゴラはテントで壁を巻けば電源のある応急対応の施設になったり、ベンチはひっくり返すとバーベキュー器具になります。
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自宅の画面で街のサービスを見ることができました。回覧板や町のイベント、その参加の有無なども画面で操作。防犯カメラの映像も見えるそうです。これば便利!
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宅配便もクロネコヤマトさんが一手に引き受けております。在宅管理ができるので効率よく荷物が配されているそうです。一方で来る郵便は他社のものもクロネコさんに再委託する形になっているそうです。そんなことができるのですね。
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タウンカードを見せてもらいました。
まとまると新たに創出されるサービスが色々と創出され、大きく可能性が広がることが良くわかりました。新しい街の形の一端が垣間見える良い視察となりました。



by yamato-aoki | 2018-12-25 07:19 | 講習会 | Comments(0)


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