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大和にある青木工務店社長の日記

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2018年 06月 20日

片品中学校見学

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先週は出張続きでしたが、木曜日は群馬県へ。尾瀬に続く山間の村に建築中の片品中学校を視察させていただきました。PWAの会員である西澤材木店さんが木工事を担当されているこいうことでご厚意でJBN中大規模木造委員会のメンバーで訪れました。
計画は大まかにいうと1,000㎡の木造平屋が3棟建つ、延床3,000㎡程度の中学校となります。1,000㎡は木造が建てられる面積区画で、渡り廊下が防火区画となり平面的には全てつながることになります。

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造作が完了した棟から現在造作中の棟、来月には残りの棟が建て方で入ることになります。
先ずは造作が終わり内装腰壁が仕上がった棟に入りました。腰壁は内装制限にかからないので有効です。
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片廊下も腰板。窓は住宅用サッシが使われています。すでに見えなくなっている壁の中に色々な苦労はあったと思いますが、ここまでくると住宅と変わりませんね。規模は半端ないですが。
こちらの形状であればJIS A3301で規格すれば構造計算無しに無垢の地元製材(JASでなくても)建物が実現できますね。

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こちらは造作中の棟です。住宅と同じ規格の材料が多いので見慣れた形式でほっとします。
構造金物はタツミのテックワンという事です。こちらも住宅で使われるものです。

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小屋裏はOKだったということで、ノンJAS材の地元群馬県産の杉が大変多く使われておりました。
積雪が1.5mの地域という事で垂木は@303。母屋も3尺ピッチ。雪割棟の落雪屋根なのでかなり固い仕様ですね。
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こちはもタツミさんのP3トラス。金物で造れるトラスです。
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タツミさんで構造解析をして、接合部のボルトのトルクと合わせる位置なども決められております。
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家具類も地元群馬県産杉です。毎度同じことを言いますが、この様が学校に我が家の子供たちも通わせたいですね。
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最後に皆で記念撮影です。
住宅で使用されている木材や建材の規格を上手に利用した片品中学校は大工・工務店で取り組める中大規模木造として好例でした。委員のメンバーも自信になったのではないでしょうか。沢山のヒントも得られる見学となりました。西澤材木店の皆さん、ありがとうございました!



by yamato-aoki | 2018-06-20 07:10 | 業界活動 | Comments(0)


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