日曜日は、織物の街、群馬県桐生市を訪れました。かつての職場から比較的近い場所だったのですが、初めての桐生市です。
ノコギリ屋根と言われている特徴的な屋根が連なる建物は、背丈の高い織物機械を入れる事と北側にハイサイドライトを設けて、天候に左右されない、そして織物を痛めない北側からの光を取り入れる工夫があります。また、屋根はトラスで組んでいる事もあり、現在青木工務店の自立循環型住宅設計手法と中大規模木造建築に通じるものがあります。
藍染の藍が入った瓶が沈められております。糠床みたいに毎日撹拌するなど手を掛けていかなければダメになってしまうそうです。
織物体験をしてみました。足のペダルを左右に踏み分け、一列ずつ編み上げていきます。全ての手足を使うので、動きをパターン化するまで少しかかりました笑
ちなみに、室内は照明無しで明るかったです。天井はさすがに白く塗装をしていました。
こちらは市内外れの彦部屋住宅という古民家です。住まわれながらガイドをしてくださっている方がとても詳しく案内をしてくれました。
室町時代以前の源氏の血筋となる武家屋敷なので、敷地内には白旗神社などありました。藤沢本町近くの白旗神社を思い出します。豊臣の時代には太閤検地の対応で質素な農家にはリフォーム時代そうですが、しぶとい事も家が続くポイントなのかもしれないと妙に感心してしまいました。
綺麗に積まれた石垣は、この地域では珍しい積み方なのだそうです。今でもしっかりしていました。
このエリアのソウルフードであるソースカツ丼を戴きました◎色々な地域にありますが、桐生のソースカツ丼はヒレカツでウスターソースで甘くなく衣はソースをかけてもカリッとするようになっています。キャベツは別盛りで丼の中はとてもシンプルです。市内でも1番行列が出来る美味しい店との事でしたが、さすがに美味しかったです。