先週土曜日の夜に北海道の「旭山動物園」のドラマが放送された。GWに実際行ってきたので興味深く見ていた。私は何の予備知識もなく妻に連れられて行ったのだが、まさかドラマになるぐらい注目されている場所とは。またまたびっくり。
ドラマでは廃園まで追い込まれた動物園が、職員の思いと創意工夫で顧客を引き付ける仕掛けを生み出し、上野動物園を上回る入場者数の動物園へと変貌を遂げるといった内容。ドラマで紹介された創意工夫の部分に予備知識が無かった私がどれだけ気付いていただろうか、間違い探しのような気分で見入っていた。幸い全て「これは珍しいな」と印象に残っている部分だった。でもそれは正に動物園側の思惑どおりの結果なのだ。
台詞のなかで「ここの動物たちの目はいつも生き生きとしている」といっていたが、思えば動物だけではなく、列を並んでいる時に話をした職員の方たちもとても気さくで生き生きとしていた印象がある。復活と日本一の誇りに満ち溢れているかのようであった。
話は変わり、サッカーワールドカップの日本代表メンバーが発表された。普段はそれほどTVでサッカーを見るわけではないが、これだけは注目してしまう。GKやDFは順当、一時はスタメンはずれの海外組みは外れてしまうかと噂されていたが、結局海外組みを中心にMFに入った。そして決定力不足といわれ一番の激戦区となったFWは久保が外れるという波乱(ではないか?)。無口でシャイな久保。個人的に注目していたので少しがっかり。代表の年齢層はほぼ25歳から30歳ばかり。以外に20歳そこそこの選手がいないことも意外。
日常の生活で愛国心を失った日本国民は、オリンピックやワールドカップのときでなければ日本という国の存在を身近に感じることはほとんどない。イメージが悪い(と聞くことが多い)日本を別の形で海外にアピールして興奮する試合を見せて欲しい。