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大和にある青木工務店社長の日記

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2012年 11月 24日

木造がトクか、その他の構造がトクか

先日某ポータルサイトの記事の見出しが気になり、内容を見てみました。住宅は木造がトクか、その他の構造がトクかといった内容です。記事は不動産専門家とあって実名などは伏せられておりました。
その方いわく、木造はみるみる劣化して水廻りは木が腐るので劣化をしないほかの構造が良いとのこと。でも初期費用が安いので短いサイクルで考えたら木造もありだと。
20年位前の記事を読んでいるようで少し目眩がしました。長く工務店をしていて、昔の施工方法から最近の工法まで改良に改良を重ねてきました。そして手がけた建物を経年劣化に応じてとても多くのリフォーム工事を行い、どの部分がどの様に劣化をしたか思い知らされさらに改良を重ねた経緯があります。
確かに、システムバスがこれほど普及するまでの浴室の工法には大きな欠点があったことも事実です。しかしシステムバスを使用した後は施工不良でもなければ水廻りが弱点となりえる状況は極めて低いと言えます。残るはバルコニーや現在でも残る土間、玄関ポーチではないでしょうか。
また木が腐るには主に2つの条件があります。酸素があること。湿気があること。酸素は遮断できないので湿気対策をとることになりますが、湿気は住まい方でいくらでもコントロールできます。雨漏りを放置して木材が湿気ないなんて論外です。木はある年から急に腐り始めることなどありえません。
認定低炭素住宅という新たな住宅の基準がスタートします。そこでは木造というだけで一つの基準をクリアします。記事で意見を話した方は過去に見聞きした程度の話に留まってしまったことが残念です。実際に最近まで経験した話で記事にしてもらいたいと強く思いました。

by yamato-aoki | 2012-11-24 07:28 | 日々の出来事 | Comments(0)


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