今年度の青木工務店の耐震診断の実績は40件以上になりそうです。昨日も朝から耐震診断の依頼で現場調査に大工と向かって床下と屋根裏の確認をいたしました。過去の青木工務店で施工をした建物ではないので、資料があまりなく現場調査の重要性が高い案件です。
昭和49年完成と、私と同じ年の建物です。築37年、それなりに老朽化が進み少々物悲しいです。小屋裏はとても見やすく、逆に言えば断熱材が無く、小屋筋交いもありませんでした。他のところでも建築確認の図面とは大分違っております。
基礎にもクラックが何箇所か認められました。このような建物を、現在の基準でどれだけ耐震性を高められるか、これから診断結果を基に改修計画を作成します。建築業界では37歳はまだまだひよっこ。建物もまだまだひよっこということで現役続行を願います。