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大和にある青木工務店社長の日記

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2006年 04月 08日

親切心

 金曜日は定例の朝礼、会議。特に現場の会議は現場監督が管理している現場の進捗状況、職方の問題などだけではなく、技術的に不安な部分や問題点を全員で共有して解決することができる貴重な場だと考えている。それと同時に建築部社員全員が全ての現場の様子を把握できる。今後は社内検査も担当監督以外の人間で実施するなど発展していきたい。
 お昼前会議の場を使いメーカーの商品勉強会。同じように見えて、実は違うおのおののメーカーの商品は実際に聞く場が無いとなかなかわからない。特に間に入る商社の人間の知識レベルで伝達事項の内容が大きき変わる。実際に使ってエンドユーザーからの反応をじかに受けている我々施工側の意見はメーカーにもとても参考になるようだ。特に社員の中にうるさいのもいるので。
 お昼は外装メーカーの方が見え、以前意見をさせていただいた内容を今一度確認に来た。どうやら前回はしっかりと真意をつかめていなかったようだ。部材についてはいい商品だというだけで使うのは工務店にあまりにリスクが大きい。公明正大に使用するには腑に落ちない点は往々にあるがやはり公的な仕様に乗るように番号を取得すること、また仕様書に明記することを強く勧めた。
 夕方は大変ご迷惑をおかけしたお客様へ謝罪にうかがう。専門業者のチェックミスが主な原因だ。工事に関係する職方全員がおのおのの職分エリアの仕事を全うすることは当たり前のことだが、その少し廻りを見てもうちょっとお互いが気を使うともっとスムーズに仕事が出来るのではといつも感じる。特に現場はそうだ。だから気の知れた職方同士だとうまくいくに違いない。事務仕事でも自分の目の前にしか気がつかない人と、別の事をしていても耳に入りさっと動ける人といる。実は後者の人が前者の人を本人の気づかぬところでサポートしている。私もそんなことが自然に出来る「親切心」がある人になりたい。

by yamato-aoki | 2006-04-08 08:18 | Comments(0)


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