人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大和にある青木工務店社長の日記

teak.exblog.jp
ブログトップ
2011年 04月 13日

建築士事務所協会の支部役員

この春からも新たに色々と「役」をお引き受けすることが増えましたが、依頼されることはそれなりに認めていただいていることと前向きに捉えて、私たちの仕事の延長線にあるものについては頑張って取り組んでおります。
その中のひとつ、神奈川県建築士事務所協会の大和・綾瀬支部の役員としてこの春から新たにお招きをいただきました。支部内の若返りということで私のほか2名の若手が入ることとなりました。
工務店としての業務がメインなのですが、会社としては建築士事務所協会、宅建協会、個人的には建築士会、日本建築学会に入っており、建築士としての側面も(一応)あるのです。
建築士の集まりに私たち設計施工のものが入ると、かつては「兼業さん」と言われましたが、現在の協会はそのような空気も薄まりつつあります。実際に元気にやっているところがしっかりと業界も引っ張っていくという構図が正しいのだと思います。そしてかつての日本の建築は、宮大工による設計施工が原点だという(意味の無い)自信もあったりしているのです。いつから、分かれてしまったのでしょう。
建築士事務所協会の支部役員_f0070542_86377.jpg

毎月届く、日本建築学会の雑誌に掲載がされていたものを引用します。
「建築士法の目的、第1条「設計、工事監理等を行う」の「等」を見落とし、建築士を設計・工事監理技術者と見る誤が横行している」。「等」は+αではなく、広く全てを含み、監理を強調したのは重要性を考えただけ。

建設業法には「主任技術者」というものが定められております。現場での技術を統括するものです。現場監督と置き換えてもよいと思います。それは本来、建築士法が整備された暁には、置き換えられるべきものとかつてはされていたそうです。
現在は分かれたように捉えて久しいのですが、今後は設計・施工とも(社内、社外関係なく)協力をして良いものを作り上げるべきものだと強く思います。

by yamato-aoki | 2011-04-13 08:16 | 業界活動 | Comments(0)


<< 建築ものづくり学科2年生      アポなしでも >>