昨日の授業はカンナの扱いについて終日じっくりと行ないました。
薄く削れる仕組みをとその為の調整方法、研ぎ方、カンナの充て方や削る姿勢など沢館さんが一通り見せてからはじめます。
削る材料の角は鋭利になります。手を滑らせる関係で指を切る者が出てきました。こうやって手と指の持って生き方を体で覚えるのです。
刃を研ぐのも皆真剣になってきました。気をつけないと刃が丸まって刃先が材料にあたらなくなってしまったりしてしまいます。
最後は皆で薄削り大会です。一人5回で競いました。カンナの仕上げは「超仕上げ」といって、ただつるつるしているのではなく木が光る仕上げとなり特別なものです。いずれ「フワフワ」の削り後がでるほど上達してもらいたいですね。