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大和にある青木工務店社長の日記

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2009年 11月 16日

泉区T邸竣工

昨日15日は泉区T邸のお引渡しでした。T邸は6月4日から法施行された後で初めて作られた長期優良住宅で、横浜市からの適合認定も受けております。
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東側接道で、東西に長い敷地の周辺には全て家が建っており、慎重に計画を進めておりました。幸い昨日は久しぶりの晴れ。建物に対して日がどのように当たるのかがこの写真でも良く分かります。
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南北の敷地寸法が厳しいので、おのずと前の家の北面の壁が気になります。視線の抜ける方向へ、リビングのソファの位置からの眺めはここです。
泉区T邸竣工_f0070542_813953.jpg

この位置は立体的にも活用します。吹き抜けのおかげで上からも日光の恩恵があります。将来的な可変性ということで直ぐに床が作れるようにもしました。
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地松の梁と大黒柱です。この建物のシンボルといえます。
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先ほどの吹き抜けの窓を2階の廊下から見るとこの通り。西に見える雑木林へと視線が延びます。
泉区T邸竣工_f0070542_8155876.jpg

嬉しい誤算もありました。プランの確定後、急遽作った書斎スペースですが、思いのほか明るい部屋となりました。
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机に座り、窓を眺めるとこの通りです。これは模型でも建てる前でも想像できませんでした。
泉区T邸竣工_f0070542_8174296.jpg

T邸には8帖の和室が2部屋あります。天井には無垢の秋田スギ、長押も無垢の杉、床柱はカリン、腰付障子の鏡板も秋田天杉です。

by yamato-aoki | 2009-11-16 08:19 | 現場 | Comments(1)
Commented by 石黒 哲朗 at 2009-11-16 11:44 x
難しい立地ほど建築の可能性を試す場所ですね。

これからの時期は太陽の高度も低くなり、日陰が出来易いと思います。

採光は特に重要ですね。


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