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大和にある青木工務店社長の日記

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2009年 08月 27日

モデルハウス実験その②

モデルハウスは長期優良住宅です。従って耐久性の等級も最高等級となります。それをすべて国産材で対応。さらに薬剤処理を一切使用しないルール通りでの対応です。
実験はその部分ですが、ホウ酸のシロアリ防蟻・防腐剤を塗布してみました。この材料は公の機関でまだ「効果あり」と正式承認されていないものです(認証申請中だそうです)。従って性能表示上の薬剤処理とは認められません。現段階では樹種対応の補足という位置付けです。
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通常の現場塗布薬剤処理が5年の保証で、揮発が進んでしまうことに対して、ホウ酸の処理は木材内の水分を利用して徐々に内部へ浸透する性質があります。つまりいずれは芯まで浸み込むのです。
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土台に塗布をしていきます。無色透明ですが塗布した部分は濡れ色が付きます。
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仕口部分は特に念入りに。
匂いは僅か。水で薄めて使用します。塗った後は多少のべたつきがありますので、化粧で見える部分は使えません。

by yamato-aoki | 2009-08-27 07:18 | かながわ200年の家 | Comments(1)
Commented by 石黒 哲朗 at 2009-08-27 10:16 x
ホウ酸はダニやシロアリを寄せ付けないだけでなく、防カビや防火の特性があります。
すでに材木に高温高圧をかけて、ホウ酸をしみ込ませた「燃えない材木」は存在します。
表面から塗っただけでは、防火性能までは発揮出来ないと思いますが、防虫効果はあると思います。

ホウ酸は既に建材のあちこちに使われ始めています。
「セルロースファイバー」と言う新聞紙から作った断熱材にも「ホウ酸」がしみ込ませてあります。

私は実際実験してみたのですが、ホウ酸をしみ込ませたセルロースファイバーには、ほとんどダニは発生しませんでした。
また、シロアリを入れてみると数日で死滅してしまいました。
もちろん、火をつけようとしても焦げるだけで火はつきませんでした。

私の実験住宅でも「ホウ酸」を使用した建材を多数使用する予定です。


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