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大和にある青木工務店社長の日記

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2009年 05月 13日

早書きパース講座

今日の午後は次世代委員会。元気な若手工務店が今日も集まりました。今回は元ヤマハの長谷川さんを講師にお招きして、早書きパース講座が行われました。青木工務店からも廣橋、奥脇が参加をしました。
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絵心の無い私でもできるのでしょうか。心配になりながらも、憧れとともに取り組んでみます。早書きとは、本当に数秒で書くパースです。ダーマトグラフという、初めて手に取る筆記用具です。芯がなくなったら、紐を引っ張ってくるくると剥いて新しい芯を出します。
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私たち設計者は空間から書いてしまいがちです。長谷川さんは、しきりに「モノから書くこと」を強調されておりました。寝室ならベッド、台所ならキッチンセットから書くのです。それは目からうろこが落ちる思いでした。
こういったものはセンスが無ければ出来ないと考えておりました。しかしそれは間違いで、漢字を覚えるように、何度も書いて慣れることなのだと教えていただけました。大事なのは、簡略化しても誰が見てもそのものとわかるように標準化すること。そしてそう見えること。
数秒で書いたアイランド型キッチン。
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冷蔵庫。見えますか?
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ベッドです。
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長谷川さんはホワイトボードのようなパースをスラスラ書きます。
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練習あるのみ。ひたすら実行です。
終了後は長谷川さんを囲んで打ち上げ。次回は構造計算の講習です。
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by yamato-aoki | 2009-05-13 21:42 | 講習会 | Comments(1)
Commented by 石黒 哲朗 at 2009-05-18 16:15 x
パースはPCの時代にあっても重要です。
手書きならば現場で何度も書き直しが出来て便利です。
私はこのデジタルの時代にあっても、手書きパースを愛用しています。

手書きの「絵」には血の通った温もりがあるからです。


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