今日の午後は次世代委員会。元気な若手工務店が今日も集まりました。今回は元ヤマハの長谷川さんを講師にお招きして、早書きパース講座が行われました。青木工務店からも廣橋、奥脇が参加をしました。
絵心の無い私でもできるのでしょうか。心配になりながらも、憧れとともに取り組んでみます。早書きとは、本当に数秒で書くパースです。ダーマトグラフという、初めて手に取る筆記用具です。芯がなくなったら、紐を引っ張ってくるくると剥いて新しい芯を出します。
私たち設計者は空間から書いてしまいがちです。長谷川さんは、しきりに「モノから書くこと」を強調されておりました。寝室ならベッド、台所ならキッチンセットから書くのです。それは目からうろこが落ちる思いでした。
こういったものはセンスが無ければ出来ないと考えておりました。しかしそれは間違いで、漢字を覚えるように、何度も書いて慣れることなのだと教えていただけました。大事なのは、簡略化しても誰が見てもそのものとわかるように標準化すること。そしてそう見えること。
数秒で書いたアイランド型キッチン。
冷蔵庫。見えますか?
ベッドです。
長谷川さんはホワイトボードのようなパースをスラスラ書きます。
練習あるのみ。ひたすら実行です。
終了後は長谷川さんを囲んで打ち上げ。次回は構造計算の講習です。