二日目は南部中心に廻りました。沖縄では一番開けているエリアです。
こちらは知念岬公園。天候にも恵まれ、気分爽快の景色です。
次に向かったのが齋場御嶽(せーふぁーうたき)という世界文化遺産です。沖縄一のスピリチュアルポイントであり、聖地です。国王の娘はこちらに参拝をして聞得大君として即位したということです。琉球王国では女性は守り神なのです。
ガイドをあらかじめ予約をしておりました。ガイドの大田さんは地元生まれですが、社会に出てからずっと神奈川県にいらしたそうです。リタイヤをしてから沖縄に戻ったそうです。とても熱心に詳しくガイドをしていただきました。
山道へ向かう途中の階段です。見てのとおり、とても急です。お城でもないのに、なぜこんなつくりにしたのかは謎だそうです。
こちらは大庫理(ウフグーイ)という大広間であり拝所です。
こちらは寄満(ユインチ)という台所です。
こちらは三庫理(サングーイ)です。この三角の奥には秘密があります。私も指先の痺れを覚えました。
続いてやってきたのがガンガラーの谷です。ガンガラーとはこの場所の地元名で、かつて岩穴に遊びで石を投げ込んだときの音に由来されております。ここでもガイドつきのちょっとしたハイキングです。
琉球砂岩と呼ばれる地質は石灰岩で穴が次々と開いてしまいます。鍾乳洞も至る所にあるのです。
これは世界的にもめずらしい、曲がった鍾乳石です。河の水量が多いときの影響だそうです。
この洞窟はイキガ洞と呼ばれ、男の洞窟です。理由はあえて申しません。
穴を抜けると、巨大ながじゅまるの木が現れます。天空の城ラピュタそのものです。神々しい姿です。
がじゅまるは桑の木に属しており、木根を次々と拡げて少しずつ場所を移動させます。
つづいて平和祈念公園へ。公園というだけあって子供たちが遊んでおります。これは二人三脚ならぬ30人29脚でしょうか。
中央のほうへ歩いていくと老女から声を掛けられ、顕花とお線香を渡されました(有料)。それを石碑の前に捧げます。平和への祈りです。
公園に戦没者の名前が刻まれた石碑が扇形に並んでおります。
目の前にはこんなきれいな海が広がるロケーションです。
さらに足を伸ばしてひめゆりの塔へ行きました。
公園でも、ひめゆりの塔でも戦争体験者の方の話が直接聞くことが出来ます。また当時の手記や展示を見ることができます。海外の方から日本は戦争の反省をしていないといわれますが、こういった施設を見てもらいたいと真剣に思います。戦争はだめです。
那覇市内の首里城です。中国の影響を色濃く受けた建物といえます。本物の遺跡は地下にあるそうです。
ミニチュアで王国当時を再現。
建物内も朱色に塗られております。玉座に座り拝謁したのでしょう。
石積みも一部は当時のものです。色の違いでわかりますか?
最後は国際通りで買い物。アロハシャツ専門店のマンゴーハウスで親子ペアルックのアロハシャツを買いました(バカ親です)