昨日の午前中は社内で日経ホームビルダー作成の雨漏り対策DVDの撮影が行われました。
写るのは本当に手元だけなのですが、周辺にはこれだけ多くの方が協力しております。
サッシ廻りからの漏水の実験。事故頻度としては最も高いのではないでしょうか。昨年青木工務店でも社員・大工みんなで行った小田原のYKKAPのものをお借りする事になりました。
これはバルコニー腰壁手摺の施工不良の実験です。立体的に防水紙を施工するときにピンホールが生じます。そこからの漏水事故も多いところです。
このほかにも釘穴シール性を検証する実験、毛細管現象の実験などを行いました。実験なので失敗も多いものです。毛細管現象は0.75㎜程度が一番生じやすいようです。
監修には東海大学の石川先生、大阪からは某ハウスメーカー技術の玉水さんがお見えになりました。担当記者の下田さんいわく、雨漏りに関する本を書かれている人はこのお二人しかおらず、また今回初めて一緒の場にいるのではとのこと。貴重な映像です。
当たり前のことですが、雨が漏る家には誰も住みたくありません。施工者である工務店はそれを肝に銘じて日々努力と試行を繰り返して実行しなければならないと強く感じました。