大和にある青木工務店社長の日記

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2010年 05月 31日

訪問業者に御用心

先日、あるお客様から電話がありました。
訪問で水道設備工事の点検(有償)を行いますということで依頼したところ、器具を壊されてしまい、それを交換して欲しいということでした。器具は十数年経ったものなので、メーカー保証などは切れてしまっているのですが、なにもいじらなければまだ動いていたのかもしれません。点検した業者は「寿命ですね」としっかりと点検費用を請求していったそうです。それよりもむしろ交換の提案で工事にしようとしたそうです。
争えば当然このお客様が保護をされると思います。また、一方で直ぐに私たちに相談をしてもらえなかったことが悔やまれます(私の反省)。家のことなら何でも良いから、ちょっと青木に聞いてみようという関係が私たちの理想です。

by yamato-aoki | 2010-05-31 07:49 | 日常業務 | Comments(0)
2010年 05月 29日

建築確認厳格化→運用改善

昨日はパシフィコ横浜にて講習会を受講してまいりました。「建築確認手続き等の運用改善マニュアル」と題された本で、解説がなされながら講習は進んでいきました。
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耐震偽造問題を発端として始まった建築確認の厳格運用は振り子が一気に振れる様に始まりました。「消費者保護」の名の下に、シロ以外はクロ、グレーはクロという判断がなされたと思います。また同じ書類を何度も出すという無駄なこともなされておりました。国交省は幾度か緩和の動きがあったのですが、実際私たちの窓口である審査機関はかわらず厳格運用が続いておりました。
乱発される「法廷通知」。指定確認検査機関の存在自体が疑問視されるような特定行政庁でのダブルチェック。疑心暗鬼が続いておりました。
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建物には防火やシックハウス、耐久性など部位ごとに多くの規制がかかっております。それをクリアするために法令に定められた仕様である「告示」の他、多くは「大臣認定」という個別の試験で性能が確保されている仕様から選ばれております。今回画期的なことは、大臣認定をデータベース化して添付を不要としたことです(そもそも運用開始が遅いのですが)。その他明らかな問題の無い変更は緩和の動きです。
今回は示されませんでしたが、住宅性能表示制度や長期優良住宅の認定も合理化が予定されていると話がありました。期待です。
振り子が揺れ戻す動きですが、しっかりとしたものを作り上げることは変わりがありません。型にはまったような安易な案件は少ないものです。設計者として意図と理由、対策をしっかりと窓口で説明をして理詰めで進めて行きたいものです。

by yamato-aoki | 2010-05-29 08:15 | 講習会 | Comments(0)
2010年 05月 28日

狩野棟梁の大臣表彰

昨日、青木工務店の狩野棟梁が国土交通大臣から表彰をいただきました。建設マスターという、建設業に従事する専門職の方を毎年表彰する制度です。私は残念ながら会場に行くことができませんでしたが、先ほど現場帰りに賞状と記念品を見せてくれました。
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(アイスモナカをかじりながらパチリ)
選考には皆異論が無いでしょう。品行方正、裏表の無い本当に信頼できる大工です。昨年は木造建築士を所得、春からは北嶋君という弟子を受け入れて若手育成もされております。
私も自分の事の様に嬉しいです。おめでとうございます!

by yamato-aoki | 2010-05-28 19:45 | インフォメーション | Comments(1)
2010年 05月 27日

JBN会員向け情報

週間天気予報を見ていますと、そろそろ入梅なのかしらと心配です。来月から新築工事の上棟が続きます。工程に影響の無い範囲で、適当に降ってもらいたいものです。
先ほどまで都内で委員会に出席しておりました。7月からJBNで高齢者改修の補助制度の案内があるのですが、その募集要領などの打ち合わせです。成果物は真のバリアフリー改修のノウハウが詰まった事例集などとなるはずなので、工務店にとってもこの種の工事バイブルとなるものになります。JBN会員は注目です。

by yamato-aoki | 2010-05-27 14:48 | 業界活動 | Comments(0)
2010年 05月 26日

麻痺気味

沖縄の普天間基地移設のニュースが続いていますが、同じ米軍の基地を持つ街の住人として少々複雑な思いです。厚木基地を飛ぶ飛行機も、かつて墜落事故を何度か起こしております。戦闘機がアクロバット飛行をしているのも何度も目にしました。夜間訓練、夜遅くまでジェットエンジンの音が響くこともあります。今でも空を飛ぶ飛行機の部品類が落下する事故が起こります。でも、生まれ育ったから私自身少々麻痺しているかもしれません。
各都道府県はみな新たな移転受け入れを拒否。一方で現状の基地を受け入れて生活をする人たちがいるのです。忘れないで欲しいです。

by yamato-aoki | 2010-05-26 07:50 | 日々の出来事 | Comments(0)
2010年 05月 25日

ホウ酸

ホウ酸での防腐・防蟻処理は世界的には一般的ですが、日本ではなかなか認められにくい状況です。私が聞いている内容ですが、
1)ホウ酸は虫にとっては毒となりますが、人間を含む哺乳類にとっては腎臓でろ過されて無害。
2)水に溶けやすい。場所や施工方法を考慮する必要あり。
3)薬剤処理の様に揮発しない。理論的には再処理が不要。
4)700度で解けて釉薬の様になって空気を遮断し、木が燃えるのを防ぐ。
5)とても安価→規制の薬品が売れなくなる。
6)木の性質を活かして加圧注入でしっかりと芯まで入れられる。
7)木が平衡含水率状態でも時間の経過で芯まで入る。
きっちりと解析がなされて、データを取って公的にも認められ使えるようになればいいですね。今の様に5年程度の保証ではあまりにも短いです。

by yamato-aoki | 2010-05-25 08:12 | 自然素材 | Comments(0)
2010年 05月 24日

家の中の落ち着く場所

人間の本能なんて硬い表現ではないですが、どうやら人は家の中で落ち着ける場所を無意識に見つけているようです。
私や子供にとってモデルハウスの中のその場所は、リビングの中庭に面した床からの窓の前でした。ここかなーとややスペースを空けていた場所です。気付くといつもそのあたりにいるようです。
テレビを見ながら、デッキ越しに外を見たり、坪庭の灯篭を眺めたり。
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by yamato-aoki | 2010-05-24 08:02 | かながわ200年の家 | Comments(0)
2010年 05月 21日

自転車日和

昨日はシトシトと雨に降られてしまいました。今日はスッキリ青空で気持ちの良い一日となりそうです。
この所は大和市周辺の現場が多いので駅前の用事に合わせて自転車でぐるりと現場周りを行ないたいと思います。
現場の安全点検、養生片付け状況。御近所への迷惑が無いかどうか。日々の仕事に追われているときこそ、ヒューマンエラーは潜んでいるのです。第三者的な視点はやっぱり必要なのです。

by yamato-aoki | 2010-05-21 08:07 | 製品 | Comments(0)
2010年 05月 20日

次世代委員会 征矢野建材見学

昨日は信州松本にある征矢野建材さんにて次世代委員会が行なわれました。征矢野建材の桜井社長とは父が旧知の仲で、昨年全建連加入団体である信州木造住宅協会を立ち上げ、その事務局も受け入れていただいております。
先ずは塩尻市にある一昨年完成したばかりの内装建材加工工場「プレイリーファクトリー」を見学しました。
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イチオシをしていたのが国内では取り扱い唯一となるホワイトオークチューリップという材料です。パプアニューギニア原産で管理伐採をしているので資源を枯渇しないように計画されている材料ということです。長ものから短いものまでまとめて買うことで安定仕入れとなります。トロばかりを要求しない、使い切るように努力をすること。木材を買うときのお互いの礼儀ですね。見た目はラワン系、ラミンやメラピ、セマンコックに近いかな。軽さと強度と寸法安定性に優れます。ただ間違いなくオーク系ではありません。
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加圧集成をするプレス機です。フローリングを30%ほど固めて導管を潰して動きを封じ込めます。熱を加えることでサーモウッドにしたりと汎用性が高い機械です。いろいろと試したい・・・。
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これは長野県認証を受けた信州赤松の合せ梁です。
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側に板目を見せるように上下に張り合わせています。
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どの商品も桜井社長自らがとても熱心に説明をしていただいたのです。
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次はプレカット工場もある「ソヤノアークス」に移動。2階のショールームへ。
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先ほどのホワイトオークチューリップが家具やフローリングに使われております。
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こちらは幅広のマホガニーフローリングを張っておりました。豪華です。
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これは壁に貼られていた「紙布(シフ)」という材料です。セルロースを編んで作られているので質感もあります。今度使ってみよう。
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アカマツのタイコ梁を化粧加工した和美丸太です。過去何度が使いました。
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征矢野建材では自然塗料にドイツの塗料「リボス」を使用しております。これはフローリングの塗装後養生の様子です。できるだけ薄く塗ること。オイル塗装の基本です。
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そして送風機で丁寧に乾燥させます。中国の工場とは違う、日本ならではの品質管理です。
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これは構造材を乾燥釜に入れる様子です。
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乾燥時の変形を抑制する為に重りを後ほど載せます。
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自ら研究熱心で技術者である社長の説明にすっかりと魅了されました。本当にありがとうございました!

by yamato-aoki | 2010-05-20 08:22 | イベント | Comments(0)
2010年 05月 19日

アセトアルデヒド

宮崎の口蹄疫問題は本当に深刻で心配ですね。牛や豚の多くが処分されるといいますが、想像をしたくありません。初期対応の重要さが改めてわかります。常に一期一会です。
昨年日本建築学会がアルデヒドのひとつであるアセトアルデヒドの室内濃度基準を定めようとする動きがありました。アルデヒドといえばホルムアルデヒド(CH2O)を思い出しますが、ホルムアルデヒドはメタン(CH4・都市ガスですね)を酸化させると発生しやすくなり、これは毒です。アセトアルデヒド(CH3CHO)はエタノール(C2H6)を酸化させると発生します。エタノールはお酒で当然飲めます。お酒を大量に飲んだ後は、人間からも大量にアセトアルデヒドが発生するのです。Cが一つ増えることで物性がまったく変わるというのが面白いですね。
日本建築学会の動きに敏感に反応したのが全国木材組合連合会(全木連)です。なぜなら天然木材はCO2を取り込んで育つので単純な炭化化合物であるホルムアルデヒドやアセトアルデヒドを含んでいるからです。
ホルムアルデヒドの室内基準値(気温20℃、湿度50%で0.08ppmだったかな)が設定されたときにも、このことが話題になって無垢木材は適用除外となった経緯がありますが、今回も同様に天然木材はアセトアルデヒドの規制対象外ということになりました。
天然のものだから人に優しいなんて既に病気の方にはそんな単純な話ではありませんが、山の環境を整え河川の環境を保全することや、低炭素社会を官民で目指しているところで全体的に規制をする動きにはたしかに疑問です。

by yamato-aoki | 2010-05-19 07:59 | インフォメーション | Comments(0)