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2010年 03月 31日

断熱工法の開発

長らく独自の型式認定工法で標準施工としていた現場発泡ウレタンですが、現在使用しているいわゆる冷蔵庫用という一番硬い・独立発泡のウレタンも今年で製造中止とするそうです。これはメーカーの自主規制だそうですが、代替フロンも使えなくなります。
今後はいわゆる「水発泡」や「炭酸ガス発泡」といわれるタイプの現場発泡が使われることになるようですが、断熱性能自体の低下や室内の高い水蒸気濃度による悪影響、高倍率発泡の為経年劣化の心配が懸念されます(他にも色々指摘あり)。
絶え間ない研究心、理論と施工性、コストとのバランスを考えてまた新たな工法を開発中です。断熱気密工事は確かに重要ですが、その効能は裏方であるべきです。しっかりとした性能が前提で、使える仕上げや間取りに自由度を持たせて家全体が作り上げられる、そのような工法を目指します。

by yamato-aoki | 2010-03-31 07:47 | 製品 | Comments(0)
2010年 03月 30日

講師会

昨日の午後は横浜日建工科専門学校の講師会に参加をしてまいりました。4月から開校の大工を育てる新学科、建築ものづくり学科の非常勤講師として私と沢館棟梁が実習の担当となります。
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在籍学生の成績から、卒業生の成績と進路、新入生の情報などが紹介されます。講師の皆さんは工業高校などの教員をしているプロの教育者です。私にとっては初めての会合ですので皆さんの意見を聞いておりました。皆さんそれぞれの視点から生徒の特徴や悩みなどをが伝えられました。
それにしても皆さんが真剣に一人ひとりのことを考え、温かい目で生徒を見ていることに本当に感動をしました。一方でその事が当の生徒に伝わりにくいことも良く分かりました。
私は木造のプロとして生徒さんにはあえて厳しく接したいと思います。学生としての生活と、現在社会で求められる人間力にはあまりにギャップがあります。それが分からないまま社会に放り出される現状です。
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最後は懇親会です。ここでも皆さんが熱い教育論議が展開されました。金八の加藤の台詞ですが、「体ごとぶつかっていけば体ごと受け止めてくれる先生がいる」です。

by yamato-aoki | 2010-03-30 08:30 | 業界活動 | Comments(0)
2010年 03月 29日

本社1階事務所の席替

土曜日は午後から1階事務所の模様替え・席替えを行ないました。
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目的は、社内部署ごとのまとまり意識の向上と連帯感の向上、教育訓練の効率化です。今までは皆が同じ方向に座っていたのに対し、今回は部署ごとに島を作って向かい合う形としました。
企画設計部は金子課長を先頭に、建築部は山田課長を先頭に座るようになります。
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山田課長からの眺め。「こら、斉藤なにやってるんだ」というようになるのでしょうか。
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玄関から入るとこういう見え方です。それにしても、三角形の平面形状はとても使いにくいですね。レイアウトに苦労をしてました。
個人のものを置くスペースが減りましたので、意識的に整理整頓をしなければならなくなります。節目となる年で、職場も雰囲気が変わります。

by yamato-aoki | 2010-03-29 08:03 | 日常業務 | Comments(0)
2010年 03月 27日

N邸お引渡し!

年度末ということもあり、先週末は道路の渋滞が激しかったので、今日のN邸お引渡しは電車で向かいました。社内は子供連れが多く、とても穏やかな雰囲気でした。N邸の1Fは賃貸部屋となります。借り手の雰囲気も味わう為に駅を降り現場まで歩いていきます。綱島街道を渡り、道に沿って歩いていけば自然と到着するとても分かりやすく駅にもとても近い立地です。
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現場の北側には公園があり、最高の環境です。窓の配置が独特で、私は泡泡シュワシュワーのバブル窓と名づけます。
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窓の上には大きな庇がアクセントで入っております。眉毛ですか?
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玄関側もバブル窓。外壁の色も違います。2階玄関へと続く入り口の形状もまた面白いですね。
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室内側から見たバブル窓。極端に大きな縁取りがどこかしら懐かしさを感じます。
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最上階の3階にはダイニングキッチンスペースです。
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大きなバルコニーは公園への借景もあって本当に気持ちが良い場所となりました。サクラは来週末見ごろです。N様、お土産まで戴きまして本当にありがとうございました。今後とも末永いお付き合いの程よろしくお願いいたします。狩野棟梁にも今晩必ず渡しておきますね。
明日の17:00まで現場見学会が行なわれております。詳しくはi+i設計事務所の飯塚さんまで↓
http://iplusi.exblog.jp/10831188/

by yamato-aoki | 2010-03-27 14:35 | 現場 | Comments(2)
2010年 03月 27日

長期的視野

昨日は藤沢市M邸の御契約となりました。半年間のお打ち合わせの中で、青木工務店の建物をたくさん見ていただいて本当にありがとうございます。将来の二世帯化を視野に入れた設計となっており、またあらゆる箇所の間仕切壁の撤去を想定しつつ、耐震性能が建築基準法1.5倍となる耐震等級「3」を満たすウルトラCを達成しました。剛芯と重心のバランスもとても良いです。窓から富士山の眺めがどうなるのか、2階LDKとロフトへの開放性はどうなるのか、楽しみです。今後ともよろしくお願いいたします。
本日はこれから横浜N邸のお引渡しに行ってまいります。こちらも将来御両親をお迎えする準備もなされている長期的視野での家作りとなっております。設計者である飯塚さんから、私が図面には読み取れなかった創意工夫を教えていただきたいと思います。

by yamato-aoki | 2010-03-27 07:38 | 現場 | Comments(0)
2010年 03月 26日

次世代委員会 建物見学

昨日は午後から都内にて岡庭建設、大和工務店施工現場の見学を次世代委員会で行ないました。参加人数が多かったため、お酒を飲めない私は急遽車で来るように要請がありました。首都高速は事故渋滞でアメーバ状に赤の渋滞マーク。都心を抜けるのに2時間はかかる。仕方なく一般道で抜けていくことに。
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建設途中のスカイツリーです。オールウェイズ10丁目の雨降り。
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最初に訪れたのが岡庭建設設計施工の家です。東京家作りの会の長期優良住宅先導モデル仕様となっております。
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参加者はそれぞれ興味津々です。構造・金物専門のカナイ健二さんから見所を聞かれたので、少々解説。私もあれこれと見てとても勉強になりました(盗んじゃおうっと)。
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説明をする池田隊長。課題も交えて良く考えられており関心しきりです。工事中も見たいです(是非)。
次に訪れたのが、このエリアが正に商圏の大和工務店の現場です。当初上棟後の新築現場、スケルトンリフォーム現場と見る予定でしたが、2月からの雨続きで工事が遅れているそうです。わかりますなぁ。
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従って昨年お引渡しになった全建連先導モデルの長期優良住宅、3階準耐火仕様をお客様の御好意もあって見学させていただきました。
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燃え代計算で吹き抜けには大迫力の梁と火打ちが見えてました。3階まで吹き抜けている温熱環境としては厳しい条件でも、高断熱高気密で快適な環境です。
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最後は一之江駅付近のお店で打ち上げです。次世代委員会は皆のびのびと熱く建築論議に花を咲かせました。

by yamato-aoki | 2010-03-26 08:42 | 講習会 | Comments(0)
2010年 03月 25日

開校準備

三寒四温といいますが、昨日も今日もとても寒いですね。サクラは例年よりも遅いのでしょうか。2月3月と雨模様の天気が本当に多いので、現場の工程は本当に頭を悩まされてしまいました。毎年2月3月があっという間に過ぎてしまうのは、1月決算でその整理業務と年度切り替えの諸々の作業に追われているからなのですね。今年はさらに来週4月から開校する横浜日建工科専門学校の大工養成講座となる建築ものづくり科の準備が加わっていております。
番匠塾で大工作業を全く知らなかった若者が現在独り立ちした棟梁になるまで、実際の体験を通じてアイディアを聞いて、それをカリキュラムに落とし込みます。私は何よりも作る楽しさを覚えてもらいたいという思いがあります。稼ぎたいばかりではなく、社会の中で生かされているということも2年間の中で感じ取ってもらいたいと思います。

by yamato-aoki | 2010-03-25 08:21 | 日々の出来事 | Comments(0)
2010年 03月 24日

現場の裏側

社内人事と双璧をなして中・長期的な視点で整備していくものが下請負となる協力業者の取引です。子供の頃からおのずと感覚的なものを身に付けていたのかもしれません。いっしょに仕事が出来る人かどうか。その会社その人を知り、信頼をして頼めるのかどうか。周りの影響を受けて変わっていく様子。一方で人は良くも悪くもバロメーターが存在しているので、モチベーションが上がっているのか、下がっているのか。
子供の頃親に迷惑を掛けていた子供が今は親を支えて現場に出ている様子は、下手なテレビドラマよりも胸を熱くさせるものがあります。また腕の良かった職人が色気を出して落ちぶれていく様子もたくさん目にしました。人のすることなのでミスはゼロにはできません。しかし傾向性のあるものに関しては改善できなければ仕事は頼めません。
青木工務店では協力業者の基本契約書を毎年更新契約しております。過去の実績以上に、現在のパフォーマンスを重視して見直しをするのです。応援するべきところは支え、信頼を失墜したところには退場をしてもらう。お客様にとってそれが工務店の責務と思うのでその人を知っていたとしても厳しくも判断をします。
昨晩は信頼できる仲間がまた戻ってきました。現場はまた活気付きそうです。

by yamato-aoki | 2010-03-24 08:14 | 現場 | Comments(0)
2010年 03月 23日

ローン相談のプロ

建築エコノミストの森山さんが主催する建築WEBの勉強会で先日、住宅ローン相談のプロと面識をもつことが出来ました。ホームローンドクター㈱の淡河(おごう)さんです。特定の金融機関の色が無い、中立な立場でお客様にしっかりとアドバイスをしてくれる、プロです。
淡河さんのローンに対する考え方について色々と伺いました。固定金利と変動金利、どっちがその人にとって有利か、豊富な知識と情報からベストな答えを見つけてくれます。コースも色々ありますので、ちょっと相談から手続きまでお任せまであります。御相談のある方は是非私までお問い合わせください。
社会が複雑化するにつれて、仕事はますます専門家化していくようです。設計者は設計のプロとして、施工者は施工のプロとして、材木屋は材木のプロとして、金融は金融のプロとして、考え方や方針が共有できる専門家ネットワークが形成されております。私はもっともっと磨いていかないと。

by yamato-aoki | 2010-03-23 08:42 | インフォメーション | Comments(0)
2010年 03月 20日

河童の街、遠野へ

金曜から今日にかけて一泊で岩手県は遠野に出張でした。
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駅前広場には、やっぱり河童です。
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遠野市地域住宅産業活性化フォーラムと題して、遠野で初めてこのようなイベントが開催されました。遠野の木造住宅コンテスト、遠野独自の住宅助成補助制度の説明などとてもアットホームな雰囲気で式が進んでいきます。最後に工務店サポートセンター委員によるパネルディスカッションが行なわれ、パネラーの一人として私も参加させていただいたのです。地方への情報格差を意識させて欲しいという要望でした。他のパネラーは山田さん(山田建設)、鈴木さん(大和工務店)、池田さん(岡庭建設)でした。さて、今回の役割分担は・・・、やっぱりイヤな役を買います。
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コーディネーターの和田さん(エコビレッジ)から事前に話がありましたが、東北の皆さんはシャイです。私の冗談の軽口も反応がありません(汗)。おこってる・・・?
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会の後の懇親会です。お酒が入るとすっかりと打ち解けます(ほっとしました)。様々な質問を受けました。遠野市の新築住宅着工は年に80件。その8割を地場工務店が工事をしている土地柄です。話せば話すほど、ビシバシと真剣さが伝わります。断熱技術などはそこいらの工務店のレベルではない人もいました。私もすっかりと刺激を受けてしまいました。
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遅れて遠野市長も参加されました。流暢な標準語かとおもいきや、地元の人との会話は方言で何言っているのかわからなかったです。でも、なんだか羨ましいです。
岩手県の住宅建設支援補助制度などもありました。でも、もったいない。後もう少しで長期優良住宅になるのに。その着眼点の違いが情報格差なのかもしれません。
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場所を移して二次会。リンデンバウム遠野の立花さん。遠野の住宅産業を引っ張るパイオニアです。
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歌うか眠るかの池田隊長です。皆さんそれぞれ一曲歌いました。
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最後はこれです。平打ち麺は手打ちです。シンプルでほっとする味でした。
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宿泊した旅館です。篠山紀信が藤田朋子を撮影した宿だそうです。和田さんのクラウンハイブリッドが映えます。
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中もレトローな雰囲気で◎。ケヤキの階段、共同の洗面、お風呂は富士山でした。
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お昼のお引渡しに間に合うように始発で一人帰宅です。
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世界の車窓から

by yamato-aoki | 2010-03-20 17:29 | 業界活動 | Comments(1)