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2008年 04月 30日

売らんが為

山口県の補欠選挙で民主党が勝った。厚木基地の米軍は岩国に行くのだろうか。
今日で暫定税率の復活の審議。明日から元(それ以上)のガソリン価格に戻ることになる。GWの天気は良いが、なんだか浮き足立った世の中であると感じている。大人になって新聞やニュース、経済誌に目を通す機会が増えたからか、世の中の仕組みに理不尽さを感じることが多い。昔はもっとどっしりしていたのではないかなと思ったりもする。
工務店業界でも、売らんが為の理由で低い志に誘導する意見も多い。もう、うんざり。私たちの世代は、自信を持って働ける環境を重視する。お客様からのクレームのうち、もっともなことを言われるのは身を裂く思いで聴くことになる。余計なお世話なことは自信を持って反発する。現場で邪な思いな人は受け入れない。

by yamato-aoki | 2008-04-30 12:24 | Comments(0)
2008年 04月 30日

夜の勉強会

木造建築士の学科試験対策として毎週月曜日の夜は勉強会の日とした。28日の夜は平成19年度法規過去問題を解説した。
内容はともかく、日中外で力仕事をした大工たちが夜の22時まで食事もせず勉強をするのだから本当に頭が下がる。私もその気持ちの答えるべく、知っている限りの解説を行う。また試験勉強だけでは実務に繋がらないので、実際に検討すべきことなども盛り込んで解説するように心がける。知識はそれを使えることで本物になるからだ。
境界からの離れや軒の出の寸法があらゆる決まりごと、計算に関係するということを改めて知ることになる。現場では、ただ瓦割り寸法や見た目、トップライトとの絡みなどで決めてしまうことが多い。図面と寸法が替わることで監理者へ伝えるべき内容か、たいした影響が無いことなのか。知識が深まれば、おのずとわかるようになるのだ。
もし大怪我をして大工ができなくなったとしても、資格を有していることで検査員の仕事や指導などもできるようになり、収入の手助けになるはず。みんな、がんばれ。

by yamato-aoki | 2008-04-30 12:16 | Comments(1)
2008年 04月 28日

昔の建て方の家

一年半かけて、ようやく26日に上棟した。一年半とは、山で伐採、葉枯らし、一次製材、皮むき、木取り、二次製材、墨付け、刻みまでの作業期間である。当然、オール国産材である。昔はこうやって家を作ってきたのだ。大量生産とは真逆にある。
あいにく雨の降りが予定よりも早くなってしまったが、無事棟まで上げることができ形になって終わることができた。お客様も感慨深い表情をされていたが、私も胸に熱い思いがこみ上げていた。
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雨に濡れ、土台の青森ヒバの香りが現場内を漂う。135角(4.5寸)の断面は迫力十分。
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自然に捩れたタイコ梁を上手に組み上げる事ができるのは、在来工法特有の基準墨から寸法を追うシステムだからである。自然に生えた小径木を無駄にせず使い切る先人の知恵。正角材で表面寸法の足し算で作り上げる海外の工法ではこうは行かない。
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7M,8Mという大きな梁を前にすると、柱の4.5寸角が細く見えてしまう錯覚を覚える。通常われわれの作る家の倍の木材量、一般的な建物と比べれば4倍の木材量が使われている。この先もどうなるか、本当に楽しみだ。

by yamato-aoki | 2008-04-28 10:14 | Comments(2)
2008年 04月 28日

揃った建物

先週金曜日は気温も高く、風もない穏やかな上棟日和であった。予定通り間違いなく組みあがり、組み換えの足場まで完了した。隣地のテラスハウスも本物件の設計・管理である石井さんが手がけたもので、高さ・屋根勾配が揃っているという。
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趣味の部屋であるオーディオルームは天井高も高く、生活空間とは別空間となっている。本を書かれるほどのオーディオマニアであるそうで、完成後は本格的なレコーディングや実験が引き続きなされるとのこと。高い天井高も、太柱、90角の間柱で格子の様に丈夫に作る。
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大工の予定が込んでいたので、今回はビケ足場の上棟システムを採用。電気式のクレーンを使うので、現場ではエンジン音も排気ガスも発生せずクリーンで静か。意気の良い足場屋さんたちが掛け声をかけて作業を進める。ポイントごとに棟梁の狩野大工に指示を仰ぎ、てきぱきとこなしてくれた。
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雨の多かった4月。この先の入梅前に外部工事についてはできるだけ進めておきたい。

by yamato-aoki | 2008-04-28 10:00 | Comments(2)
2008年 04月 25日

晴れ男

今日は2件同時に建方。大工は全員それぞれに出払っている。日頃の行いがよかったのか、前々から週間天気予報は雨マークであったが直前になって何とか持ちこたえる天気となった。正直ほっとしている。
連休前にもまたたくさんの工事引き合いのご連絡を戴いており感謝。高揚感に惑わされすぎずあまり手を広げず着実にこなして行く事を心がける。何しろ限られた人数なのだから。
とにかく今日明日は特に事故無く安全第一で。午後から現場周り。

by yamato-aoki | 2008-04-25 08:43 | Comments(0)
2008年 04月 24日

お知らせ

1.青木工務店のゴールデンウィーク休暇をお知らせいたします。
04/29(火)から05/06(火)までの8日間です。工期と現場の状況によっては現場は動いており、社員も出勤しておりますが、会社へのお電話はほとんど繋がらない状況になってしまいます。ご理解とご協力のほど宜しくお願いいたします。
2.5月の現場見学会の案内です。いずれも、必見です。
1)05/17(土) 横浜市泉区内完成現場見学会。とても落ち着く、老齢者にも、環境にも優しい建物になっております。
2)05/24(土) 横浜市青葉区内構造見学会。200年住宅の先駆としてのアイディア満載、国産材99%、8M材等長尺タイコ梁中心の民家風建物です。

by yamato-aoki | 2008-04-24 19:19 | Comments(0)
2008年 04月 24日

ピンチの裏にチャンスあり

昨日はお引渡し2件。前の晩に現場で夜中まで皆がんばってくれていた。残念ながら手直しが必要なところも出てしまったが、施工者の魂が感じられる出来栄えがふつふつと感じられた。
ピンチの裏にチャンスあり。継続的に行っていた職方間の繋がりの成果が工事後半に随所に現れていたと感じられる。
その場をごまかしたり、責任を持って業務にあたれないような人はこの仕事には向かない。出来たものはそのものを映す。単品かつ現場生産なので多少の手直しはでるとしても、プロセスや気持ちが間違っていなければ大変なことにはならない。
工期が遅れお客様には大変ご迷惑をおかけしてしまったが、工事をしていた職人を褒めていただいたことは社長として何よりも嬉しい事だった。関係者皆に伝えてたい。

by yamato-aoki | 2008-04-24 15:11 | Comments(1)
2008年 04月 24日

レベルが高いぞ

今週は3件の上棟、2件のお引渡し、1件の契約と連休前に社内は大変あわただしい様子である。私もそれに伴い何かと忙しい。ブログの更新も遅れてしまった。
22日は都内にて上棟。会社からは少し距離があるが、交通の便が良いため大工からは一時間半で到着するよと話があった。
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敷地めいっぱいに建てられた。基礎が二箇所に分かれていて、上のほうで一つの建物としてつながっている。その間が駐車場となっている。土地形状がややひずんでおり、その形に伴って建物も微妙な角度を持っており、なおかつ基礎高も複雑で何種類もあった。基礎と上物がしっかりと合っていたので、先ずは担当を褒める。良く墨を出した。
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梁も微妙に上っているもの、登梁のものとこれまた高いレベルが要求される。さすがに角度も振れている上に開きも矩ではない部分の隅木は現場あわせとなっていた。
お客様の言葉の中に、「建築家に設計を依頼し、信頼できる工務店に頼んで家を作ることが夢だった」という言葉が心に残った。皆がそれぞれの持分でプロとしての技量ガ発揮できれば絶対にうまくいく。その言葉に十分に答えられるよう、担当はじめ棟梁、協力会社と同じ気持ちでいこう。

by yamato-aoki | 2008-04-24 15:00 | Comments(1)
2008年 04月 22日

体験学習

土曜日は研修会として社員・大工で小田原のYKK-AP工場へ。アルミサッシの取り付け方法やサッシ周りの防水処理方法、歪んだ状態での取り付けの不具合を体験することとなった。良く勉強することは青木工務店の文化である。惰性となってしまう定期勉強会よりも、スポット的にテーマを絞って行うほうが良い場合もある。全員参加の予定であったが、他の業務での欠席、体調不良など何人かは不在となってしまった。
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座学ではみなしーんと聞いていたが、いよいよ作業工程になると意見が出てくる。窓周りの防水テープの施工についての実験では、推奨するナイロンローラーでの圧密接着と軽く手で押さえたものとを水槽で水を満たしての実験を行ったが、残念ながらそれ以前に防水紙のピンホールからの漏水が先立って出てしまっていた。
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実験失敗からも参考になることがいくつもある。防水紙の施工精度もきわめて重要なのだ。
窓下の先行防水紙施工についても意見が出る。窓台の入り隅に張る防水テープ。サッシ協会の推奨工法では3次元に張るので一部テープを二股に裂くようだが、裂いたテープの終わり部分が浮きやすく、ピンホールが生じやすい。またサッシの取り付けでこじるような動きにはテープもめくれ易い。先行防水紙には当然アスファルトフェルトが用いられる。透湿防水シートは水分子は通さず、水蒸気は通すレベルの穴が開いている。上向きに使うことは、液体と気化を繰り返す部分には適さない。しかしアスファルトフェルトはしなやかさに欠け、厚みも出る。現状では4方しっかりとテープを施工し、念を押して散水試験というプロセスが正解のようだ。
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サッシを前後左右に歪ませて取り付けた場合の実験。調整範囲を意識。リフォーム工事では、既存建物のゆがみで床や柱が少々傾いていることも多いが、窓はそれを無視して水平垂直に付けなければその機能を発揮できないことが良くわかった。

by yamato-aoki | 2008-04-22 08:28 | Comments(0)
2008年 04月 20日

突貫見積もり

突貫で見積もり作業。各専門業者へ期日を切って見積もり依頼をかけていたが、期日を過ぎて届くものもちらほら。そこから間違いや不足をチェックしつつ、見積もりをまとめていく。ほとんどの職種は、売りたい金額で見積もりをはじくが、建築の見積もりは積み上げた結果なのだ。
予定では明日の午前中も行える予定であったが、急遽予定が入り休みを返上して見積もり作業。予定通り12時前には終えることができた。さあてと、頭を使ったのでクーリングしながら帰りましょうか。

by yamato-aoki | 2008-04-20 23:45 | Comments(0)