昨日の午前中は建築専門雑誌の取材を受けた。その内容は、リフォーム工事でのお客様・現場のコミュニケーション。顔見知りの記者ということもあって話は脱線ばかりとなって、取材としてはご苦労されたと思う。
ところで、やっぱり行き着くのは人間力なのだと。私自身もこれでお客様にご迷惑をかけてしまうこともしばしば。また年輪を重ねたベテランでもかえって問題を起こすこともある。臨機応変といえば一口で済むのだが、マニュアル化して万事解決という問題でもない。
でも絶対に押さえておかなければならないことは二つ。一つはその状況に応じて信念を持って対応し行動すること。この程度でいいや、こんなもんだろうといった気持ちの緩みは結果となって反映される。もう一つはお客様から仕事を頂いているということ。現場に来ている人の生活のために仕事があるのではない。現場に来ている下職の職人であれば自分の会社、元請の会社、そしてお客様とわきまえていること。俺が、俺がではだめなのだ。