午後は会社を経営されているお客様の工場へ向かった。機械工場の敷地の中に目立つ建物。イギリス人が住んでいた明治の洋館を昭和初期に敷地内に移築したという。メンテナンス状態も良好で地域でもシンボルとしての存在となっている。
建物の使用も現役で事務所として皆さんが執務されていた。床も無垢板の寄木やヤバネ張りされたフローリングもあった。腰板の装飾、木建の金具など仕事を忘れ興味本位で見て触って周ってしまった。
先日はテレビの撮影も来たとおっしゃっていた。ものを大切に長く使うという精神。愛着の沸く建物。長期優良住宅の最後の砦は施主の愛着であることを改めて知らされた。