休み明け、OB施主のお客様のお子さんから電話を戴いた。依頼は工事であったが、その時に今までずっと工事では打ち合わせをしていたお父様が今年に入って亡くなっていたことを聞いた。
このお客様は先々代である祖父廣吉の時に建てさせていただいた家。もう40年以上になる。いつわはもっとあり、宮下地区に祖父が住んでいたときのお隣さん。したがって家族ぐるみでお付き合いをしていただいていた。昨年私の祖母がなくなったときも、とても気にかけていただいていた。祖父の話はそのお客様から色々と聞かせていただいていた経緯がある。
線香を立てながら、そんな面影を思い出していた。当たり前のことだが、地域で長く仕事をするということは人との関わりを多く持つことなのだ。