黄金の茶室工事も大詰め。この日は発注もとの社長様以下担当者の方々の造作工事竣工検査、その後の工程である塗師の社長の検査となった。
材料の種類、組立方法などを説明。この工程プロセスはNHKにて放送予定だそうです。
組立式の格天井。大工の村木(息子)が造った。造作材はすべて尾州ヒノキの赤を仕様。
残りは番匠木工の村木(父)の障子。これも尾州材。仕事となると目つきが変わる。
建具屋は大工と違って繊細な細工。良質な材料でなければならない。
完成するとこのようになります。
親子での合作と言うドラマもつくれた。これを来週日光へともっていく予定。日光の塗師さんは東照宮の改修を長年一手に引き受けている大御所。漆を下地に12000枚の金箔を張り仕上げて完成。社長の話では、オリジナルの金の茶室を作った豊臣秀吉は金箔ではなく金を薄く叩き伸ばしたもので茶室を造ったそうだ。そりゃ、当時の技術ならそれほど薄くは出来ないだろう。社長はこうも表現していた。タヌキの金○○たたみ8帖。