またニュースでは学校の問題が話題になっている。教育基本法の改正の論議に拍車がかかる。日本の未来を担う子供達にどのような教育方針を立てていくかは本当に重要なことである。中国人の潜在的な日本嫌いなどは教育の賜物であり、いかに教育が国策として影響があるのかを証明している。
相変わらずいじめ問題を認めようとしない学校と教育委員会。そもそも一つの原因で自殺に至ることなどあるのだろうか。複合的な要因で死に至るはず。そしてその引き金はいじめである。本人が廻りに気にしすぎるあまり、親や親族にも相談できなかった孤独の中での答え。コミュニケーション手段が未熟だったのかもしれないが、一つでも好転する機会があれば防げる話しがほとんどであるに違いないと思う。隠蔽をせざるを得ないような教師の評価方法を今すぐにやめ、別のものにすることが急務である。
履修単位不足問題も根が深そうだ。資料によると、私が現役高校生であったころと比べ、一週間の主要5強化の授業数が10コマぐらい少ないそう。「総合学習」やら他の必須科目があるようだが、大学受験の為の高校という体質が生み出した結果なのだろうか。そして、そもそもカリキュラムは学校ごとに決めているものなのだろうか。学年担当が決めるのだろうか。わからない。渦中の高校三年生は本当にかわいそうである。受験を控えたこの時期に補講となるが、めげずに前向きに頑張って欲しい。第二次ベビーブームの世代である私たちに比べて、ライバルの数は圧倒的に少ないのだから。がんばれ!!