大和にある青木工務店社長の日記

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2011年 10月 08日

板金工事のハサミ

青木工務店とは取引が古い、板金工事を専門として行っている相模板金工業の会長から色々と板金道具の話を聞きました。相模板金工業とは祖父からの取引で、相模板金さんも会長の孫、4代目が現場で活躍しています。
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鉄板は専用のハサミで切断します。現場で切断をすることとなりますと、手で切れる鉄板などの厚さはおのずと決まります。鉄板は0.4ミリ、ステンレスなどは硬いので0.35ミリといった具合です(設計者の方は特に注意)。かつてはこのようなまっすぐなハサミしかなかったそうですが、
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より切り易いようにこの様な刃の形状となったり、
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より力を入れやすいようにこの様な刃の形状となったりしております。
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より長くまっすぐに切れるように、特別注文で作ったハサミということです。力もその分必要となります。
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これは鉄板を折り曲げる道具です。首の角度がより急になることでより鋭角に曲げることができます。
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屋根に使用する役物(小さな部材のようなものです)は足踏みで使用する道具で様々なものを作り出します。
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少しわかりにくいですが、これは細かく切断をする道具です。
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ハサミにもブランドがあるそうです。地域によって違うそうですが、この近辺では久光、種光といったものが良いハサミということです。ちなみに板金用のハサミは軸と本体に遊びがあり(つまりガタガタ動くということです)紙など薄いものを切るには素人は難しいものです。この遊びがなければ鉄板など厚さのあるものが切れないそうです。このハサミで紙を切るには力の入れようを変えると難なく切ることができます。表現をしづらいのですが、少し練習をしたら私でも紙を切ることができました。一度試してみてください。

by yamato-aoki | 2011-10-08 18:07 | 製品 | Comments(0)


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