昨日の毎日新聞の夕刊の記事に掲載されたそうですが、9月1日に新しい団体、一般社団法人全国木造建設事業協会が設立されることになります。これは東日本大震災での応急仮設住宅を一般社団法人工務店サポートセンター(JBN)、全国建設労働組合総連合(全建総連)などで合同になって取り組んでおりましたが、それを更に組織化をしたものです。理事長には弊社会長の青木が就任予定です。
毎日新聞の記事は
こちら。
私はこの新しい団体を、工務店と職人との本来の相互関係を位置付けるものだと思います。技能者を使い捨てのように扱うきらいがある昨今ですが、私は子供の頃から職人と触れ合う機会があってその気質や考え、社会に出てからの理不尽さ、不安など嫌というほど見聞きしておりました。古くは徒弟制度で育った職人達も今では親方の資力不足、若者の生活環境から実現がしにくく、それで青木工務店で取り組んだことが大工育成の広域認定校「番匠塾」でした。新たな取り組みに期待と感動です。