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大和にある青木工務店社長の日記

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2011年 05月 21日

注文住宅は亜流か

昨日は綾瀬市M邸の土地の決済が行なわれました。M様は古い建物が建っていた土地が更地になったものを購入されました。そして、青木工務店で長期優良住宅が建てられます。
ところで毎年発表される新築着工戸数のうち、注文住宅の割合はどのくらいなのでしょうか。土地を不動産屋さんから購入し、工務店や設計事務所に設計を依頼し、大工工務店に注文建築を請負わせるということは常に亜流とされてしまうのでしょうか。住宅ローンの制度などを見ても、登記の一連の流れから見てもどうもそうされているのだと思ってしまいます。
昨日も権利者が代わるので司法書士が介在します。売主様の不動産屋さん指定の司法書士であったため、M様も私も面識はありませんでした。司法書士からの説明を聞いていて、
「郵送先は今の住所で大丈夫ですか」
「大丈夫です」
「全て完了するのに10日ほどかかりますが、こちらで大丈夫ですか」
「大丈夫です」
普段から分譲マンションや建売住宅の取り扱いが多いのでしょう。既に完成物件があって、今の住所から新しい住まいに引っ越してしまうのではないかという心配をされているようでした。注文住宅だからこれから工事が着工されるのに・・・。
既に750万戸以上の家余りの時代です。地震でも地盤のことが更に注目されることとなりました。その土地のもつ立地条件、地盤の中身、周囲の風土や環境、住まい手の生活と見据えた家作りがやはり主流でありたいと思うのです。

by yamato-aoki | 2011-05-21 08:30 | 日々の出来事 | Comments(0)


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