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大和にある青木工務店社長の日記

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2011年 03月 19日

柔軟に設計変更

本日も停電は回避された様子です。
生活の上ではパンやガソリン、トイレットペーパーなどが品薄となっておりますが、私たちの業界では品薄もありますが工場が直接打撃を受けており復旧の目処も立っていないものも多くあります。当然、工事工程上に支障が出ております。
例えば、
1.合板類はほとんど無い、多くの工場が壊滅状態→復旧の目処が立たず。出荷停止状態。被災地は合板類の一大製造地域です。影響が災害の無かった地域にも波及。特に厚ものは市場から無くなった。
これによりキッチンなど家具類にも納期遅延。
2.ガラス類も多くの工場が壊滅状態→復旧の目処が立たず。出荷停止状態。影響が災害の無かった地域にも波及。遅延。
3.サッシ類。メインであるYKKの東北工場が被災。復旧の目処立たず。東北工場は樹脂系サッシなど断熱系高性能系の製造が多い。→エイピアJに移行。ただし、エイピアも樹脂部材は在庫限り。ガラス+サッシで納期は遅延。
4.ダイライト類。→合板品薄の影響で需要が流れている。遅延。
5.JOTOキソパッキン。→出荷停止。
6.ベイマツKDドライビーム。→東北工場が被災。出荷遅延。
今までの設計標準仕様から柔軟に設計変更をすることとします。もちろん、求められている性能を維持しながらです。具体的には合板類を杉板製材品+火打ちに代えることで剛性を確保します。復興にはモノが動かないと始まりません。じっとしていては何も変わらないので前に前に出て行きます。

by yamato-aoki | 2011-03-19 08:47 | 現場 | Comments(2)
Commented by 検討中 at 2011-03-27 13:38 x
湘南地域に家を建てたいと考えている者です。

色々検索している中で、貴社ブログにたどり着きました。

記事中「復興にはモノが動かないと始まりません。じっとしていては何も変わらないので前に前に出て行きます。」というポジティヴな姿勢に共感を持ちました。

土地を見つけて家を建てる際は、ぜひ相談に乗ってください。

ちなみに費用はいくらぐらいのお客様が多いのですか。
Commented by yamato-aoki at 2011-03-28 13:15
コメントありがとうございます。
住まいに関する相談にはお気軽にお声掛け下さい。


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