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大和にある青木工務店社長の日記

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2010年 10月 01日

静岡の木を使いこなす

昨日は富士山木造住宅協会の委員会に参加をしてまいりました。同協会は平成21年に続き、今年も地域木材住宅市場活性化推進事業の採択を受けております。
JBNの増改築委員会の用命も受けて、展示モデルのチェックもあり早めの到着をしてしまいましたが、不意打ちになってしまってマルダイの皆さんに御迷惑をお掛けしてしまいました(反省)。
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行く度に何か面白いものがあるのですが、今回は朝青龍の化粧廻しが置いてありました。廻しに汗の痕と思われる黄色いしみがあります。持って見ると、結構重いものです。
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社内の有資格者の一覧が事務所の中央に掲示されておりました。資格者は社長をはじめ、ずらりです。これを見て工務店は刺激されますね。
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モデルハウス内で委員会が行なわれます。合わせ梁、重ね梁、増し梁の3パターンを検討。有識者の参加と審査機関との調整を再確認します。
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こちらが合わせ梁です。スギの中目材(ある程度の太さの材)の有効活用です。破風用で比較的化粧が取りやすく、側面は無垢のままなので意匠性も高く、構造の視点からも接合部の接着性能は問われないはずです。
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富士山の桧は太さがまだそれほどではないので、角・平角を使った重ね梁の方が作りやすくなります。この梁は同協会のモデルハウスで実用済みです。
お昼を挟んで高速を飛ばして横浜に移動です。お昼過ぎからは横浜日建工科専門学校の講師会に参加をしました。生徒の成績発表とその他の課題が討議されました。生徒には、ここで話されていることを少しでも感じ取ってもらいたいといつも思います。心配してますよ、考えてますよ。

by yamato-aoki | 2010-10-01 08:08 | 業界活動 | Comments(0)


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