ISOのサーベイランスも無事に終わりました。常にこのままではいけないという危機感を持っておりますが、こうして外部からも指摘をされることで更にその意識が強まることになるのです。さて、通常業務に戻ります。
昨日は瀬谷のT邸上棟となりました。こちらも長期優良住宅の先導モデルとなります。天気予報には無かった、突然の雨。朝から不意打ちです。建て方は順調に進み、私が現場に行った夕方には下屋を残して野地まで完了しておりました。
相鉄線の線路沿いなので、現場はとても目立ちます。
大和駅から横浜に向かう途中で、
電車がこのように通過します。音と振動、これもかなりのものです。音に対する工夫は、窓シャッター、ペアガラスの違厚とすること、振動クラック対策は普段はあまり使わない外壁サイディングです。
電車の車窓からはこのように見えると思います。横浜に向かう人は、是非探してみてください。
もうひとつ気をつけることは、河の水です。
生々しく積まれている土嚢は、河川の氾濫が過去に起こったことを意味します。
通常よりも高く仕上げた基礎に、防水を施しております。地下室と同じです。
家の中は、青木工務店の家そのものです。規則正しく配された軸組みは機能美を感じさせます。
今回は全て梁材にスギを使用しました。通し柱廻りはZマーク梁受け金物です。
構造計算から、この部位だけは国産カラマツの集成材となりました。
T様、上棟おめでとうございます。室内はバリアフリー対応の設計となっております。構造見学会、完成見学会も行なわれますので是非御来場ください。