人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大和にある青木工務店社長の日記

teak.exblog.jp
ブログトップ
2010年 07月 02日

施主本人が動くこと②

前回とは別の現場ですが、再びお客様に同行していただき役所へ相談した案件です。
隣接をして青地がある敷地の建て替えです。青地とは以前水路や川などがあり国の土地となっている場所です。現在建っている家が建つ前から境界杭があり、その家も検査済証があります。しかし今回の相談では「境界がはっきりしないので土地の面積、斜線制限などが確定しない」といわれました。過去の経緯は分からないのでお客様と同行していただき説明をしていただいたのです。
隣の土地に建つ建物が建て変わる際にもお客様は市役所との境界の立会いで杭の確認をしたそうです。その後となりの建物は建ったのですが、境界については不調に終わったことは今回初めて聞いたことでした。とはいえ、お客様の境界位置についてはこの時に市役所と確認をして署名捺印までしたといいます。
場合によっては20年以上経過しているので時効取得も主張できると思いますが、時間がかかることになります。いずれにしても、お客様がしっかりと過去の話をされることで事が進むということを今回も改めて感じました。

by yamato-aoki | 2010-07-02 08:40 | 日常業務 | Comments(0)


<< T邸耐震補強      本来のSS試験 >>