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大和にある青木工務店社長の日記

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2010年 01月 14日

住宅エコポイント説明会

昨日は午後からずっと全建連でした。
住宅エコポイント説明会_f0070542_8323658.jpg

二つの委員会を挟んで、住宅エコポイント制度の内容が国土交通省の担当官より説明がありました。同日神奈川県で行なわれたものもありますが、全建連で行なわれたものはより具体的に質疑時間も取ってもらって詳しく説明をしていただけました。
住宅エコポイント説明会_f0070542_833948.jpg

全国北海道から九州までの大勢の会員が集まりました。皆が注目する制度、その概要は
1.景気対策の補正予算で行なわれる為、本当の意味では本決まりではないこと。国会で可決された時点で昨年12月8日まで翻って対象工事となること。
2.実際のエコポイント申請は各県で公募で決められる事務期間に行なわれること。書類が煩雑になるのでエンドユーザーではなく、設計者若しくは施工者が代理申請になること(家電エコポイントも書類不備が7割近いいそうです。住宅はもっと複雑になりがちなので)。
3.同じ理由で各工事のエコポイント数はまだ発表できないそうです。ただ最大30万ポイントとなります。
4.長期優良先導モデルなど省エネ対策に絡む工事の補助金と併用は不可能です。
5.ただし太陽光発電パネル工事、エコキュート設置補助金などの併用は可能です。
6.エコポイントの発生は窓の改修は1本ずつ、断熱改修は部位ごと「㎡あたり〇ポイント」となるそうです。
7.書類は煩雑になりがちと書きましたが、特に改修については施工者の証明などで勝手を良くする配慮がなされるそうです。
8.住宅エコポイントの即時交換、つまり最大30万ポイントをリフォーム工事に充当することが実現しそうです。つまり後か先かは別としてエコポイント対象工事にならない工事が最大30万値引きすることが出来ます。
その他にも様々な国土交通省からの支援策が紹介されました。同じく補正予算だった中小工務店向けの普通の長期優良住宅(普及モデル)100万補助が来年度は継続的な事業へと変わります。また地域材利用で20万上乗せとなり120万補助になりました。長期優良住宅を作るなら、工務店ですね。

by yamato-aoki | 2010-01-14 08:31 | インフォメーション | Comments(0)


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