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大和にある青木工務店社長の日記

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2009年 07月 14日

古屋再生へ

昨日は暑かったですね。今日も暑くなりそうです。梅雨明けかなと思っておりましたら、木曜日は雨マークですね。早く明けて欲しいです。
昨日は都内で大改修計画の現場調査に行ってまいりました。古い建物をスケルトンにして外装はもちろん、間取りから耐震、省エネまで行う予定です。現地には早めに到着してしばし御近所周辺を散策してみます。
古屋再生へ_f0070542_7531168.jpg

先ずは何よりコインパーキングを探します。現場周辺の駐車スペースは限られております。仕事中に車のことを心配しなくても済む様にしておかなければなりません。残念ながら上限金額設定がありませんでした。
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敷地の接道は二箇所。いずれも私道なようです。その一つがここになります。幅は十分ですが、妙な段差があります。車が入れるように段差解消を考えなくてはなりません。勝手に置くことは出来ないので所有者を調べることになります。
その他電柱の状況、電気幹線、電話、水道、排水、ガスの引き込み状況も確認します。確認できなかったものは書類で確認することになります。
古屋再生へ_f0070542_758641.jpg

建物は昭和の香りが色濃く残った共同住宅です。建築で作成したトップライト。かなり老朽化しておりますが雨漏りをしている様子は無いそうです。不思議です。
古い建物はお客様からの要望とは別に技術者としてとても興味深いです。尺モジュールで図面が無くとも比較的間取りのトレースが容易です。使用部材や施工方法もこれでずっと大丈夫だったのだと驚くことも多いのです。それに比べて巷で見る今の建物は丈夫な部分もある一方で、瑕疵事故が減らないのは勘所を押さえていない施工が多いからなのかもしれませんね。

by yamato-aoki | 2009-07-14 08:08 | 現場 | Comments(1)
Commented by 石黒 哲朗 at 2009-07-15 11:00 x
古い住宅には以外と私道が多いです。
これが結構やっかいな代物です。
道であって道でない…トラブルが多いのはその為です。

私は京都に実験住宅を建てる為に、私道に接道していない土地を探すのに随分苦労しました。



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