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大和にある青木工務店社長の日記

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2009年 02月 02日

番付

今朝は富士のマルダイさんへ直行しておりました。7日に上棟予定の現場で使用する梁桁・柱の番付振りです。
今回使用する柱材は秋田スギ。認証秋田スギという秋田県の独自の規格で生産された高品質の杉材です。この建物には化粧柱が多いので、じっくりと見なければなりません。
杉材 秋田スギ
番付_f0070542_1885589.jpg

梁材 信州赤松
番付_f0070542_1894437.jpg

和室の柱には真去の化粧柱。真去とは木の中央になる真を中心に四角く製材するのではなく、半径の間で柱を取ることになります。従って原木も大きくなり、また一番見える面に柾目という垂直に木目が出るように見えることになります。
その他の洋室などには特等材の化粧柱となります。目立つところ、重要度を見極めて良い柱を落とし込んでいきます。楽しい作業です。夢中になってしまいました。

by yamato-aoki | 2009-02-02 18:09 | 自然素材 | Comments(0)


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